千秋楽、来場誠に有難う御座いました。
過去に心的外傷を深く負った会場だったもので。
いざ舞台へと立つ幕開けは、其の当時の一部始終が深く纏わり憑いた…
が!!
確固たる意志で前を向けたし、当時の自分とも向き合う事が出来たかな。
モニタア環境が、リハアサルでも上手く作り切る事が如何にしても出来ずで…。
演る以前に唄う上で非常に大事なトコロでは在るが。
本公演は其れを原因にして躓く訳にもいかないし、兎に角演り切る事に重きを置くべきだなって。
結果的に喉を潰す迄の深手を負ったがねwww
でも、ギリッギリに踏み止まっては公演終了迄を何とか唄い切る事も出来たんだ。
若しも、此の状態で生中継なんぞ打っ込まれたらば、間違いなく再起不能な度合いに本気で潰れただろう…苦笑
其の危機を我儘にも全力で阻止した挙句の果てに…
「矢張り…今場所も、悔しさに涙を飲む千秋楽でした」
なんて。
誰にも顔向け出来なくなっちゃうよな。
なもんで今回も僕は追い詰められては自らを追い詰める、背水の陣だったのです。
「叫声」の最中か終える頃に。
ほろりほろりと頬を伝った。
巡業中も、どうせ泣くならば悔し涙じゃあなく、嬉し涙にしたいと言って来て居りましたが。
勿論、後者の意味合いで。
今場所を満員御礼にする事は残念乍ら叶わなかったが、僕にとっての今場所に懸ける重きは其処じゃあ無かったもんで。
約二年越し、漸く此の無念からも開放されたなって。
奇しくも、涙を流したのは前回の此の会場が最後だったもんで。
此れも又定めだね。
以前の自分自身に本気で嫌気が差して居て、何としてでも変わりたくってさ。
今も未だ長い刻を費やして居るけれども、着実に其の変化は見られて居るのだと思う。
そんな直ぐになんて変われれば其れこそ苦労しないし、僕は元の基準が人よりも劣っているもので。
其の分長い道程を経て這い続けるのだろうけれど。
決して無理な事なんかじゃあ無いと云う事を。
今後も離れず傍で見守り続けて居て欲しいです。
だって、
ほら、
ね?
再び此の場所に帰るのだから。
日頃より自信を持てぬ質だからこそ、彼の場で敢えて公言してみた。
「今度は俺達己龍が、お前らを日本武道館に連れて行く」
無謀と思われが、笑われようが、別に如何だって良いんです。
悔い無く散りぬれば本望だ。
力の続く限りは何度でも返り咲いてやる。
じゃねえとこんな決断出来ねえもの。
お前達を見続ける為にね。
又ひとつ、大きく進めた気がするよ。
多くの祝花も、本当に有難う御座いました。