記録映画保存センターブログ

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角田くん

コロンビア大学からまたまた角田くんがやって来て、

やけに嬉しそうな村山です。

 

今日は市ヶ谷で人気のアジフライのお店へ行きました。

 

 

 

 

 

鎌倉市川喜多記念映画館

5月18日、鎌倉市川喜多記念映画館で上映された「キャメラを持った男たち」上映後のトークショーの様子です。とちぎあきらさん(出演者)と井上実監督が登壇されました。たくさんの方々にお集まりいただきました。
 

上映後、関係者一同、観光客で賑わう小町通りの甘味処で和やかに歓談。スタッフ、出演者、そのご家族やご友人、公開前からお世話になっているマスコミの方々まで、ことあるごとに駆けつけてくださる心強い応援団です。
 

川喜多記念映画館に足を運んでくださった皆さま、どうもありがとうございました。「キャメラを持った男たち」の上映はこれでいったんひと段落となりますが、また新たな上映が決まりましたらお知らせいたします。引き続きよろしくお願いいたします。
 

 

 

 

 

 

『キャメラを持った男たちー関東大震災を撮る』(鎌倉市川喜多映画記念館)上映のお知らせ

記録映画保存センターより『キャメラを持った男たちー関東大震災を撮る』(鎌倉市川喜多映画記念館)上映のお知らせです。
昨年、この映画の公開がきっかけで関東大震災の新たなフィルムが発見されました。すでに映画に挿入されているカットと同じものではありましたが、フィルムの状態が非常によかったため高解像度スキャンを行い、本編内の映像を一部差し替えました。鎌倉市川喜多映画記念館では、そのアップデート版を初上映いたします。

上映日時:
 5月14日(火)14:00〜
 5月16日(木)10:30~ 英語字幕版上映 
 5月18日(土)14:00〜 *上映後、出演者とちぎあきらさんと井上実監督のトークあり

会場:鎌倉市川喜多映画記念館
[特別企画料金]一般:1200円 小・中学生:600円
 *チケットの販売は記念館窓口にて行なっています。
 *上映当日の販売は開館時間の9:00〜となります。
 *チケットの販売状況は記念館のサイト内で確認ができます。
  問い合わせ電話番号:0467-23-2500
  https://kamakura-kawakita.org/screening/202405141400/

「キャメラを持った男たち」ー関東大震災を撮るー 公式サイト
 https://kirokueiga-hozon.jp/movie/camera/

 

 

尚、今回の上映に先駆け、5月4日朝日新聞デジタル・7日朝日新聞夕刊にて、フィルム発見の経緯にも触れた記事が掲載されました。
 https://www.asahi.com/articles/ASS4Z425HS4ZUTIL00GM.html
今後もこの映画をバージョンアップすべく新たな発見を期待しています。

それでは、映画鑑賞がてら新緑の鎌倉にぜひ足をお運びください。

 

 

 

 

 

 

神戸映画資料館特別上映会に参加しました。演出・井上

神戸映画資料館特別上映会に参加しました。
『キャメラを持った男たち―関東大震災を撮る―』がキネマ旬報ベストテン・文化映画部門で一位に選出されたことを記念して、神戸映画資料館で上映が開催され、トークゲストとして参加しました。

 
100年前の震災を撮影したユニバーサルカメラをお借りしたり、〈日活版〉とよばれる高坂利光が撮影した震災フィルムのデジタルデータを貸与してくださったりと、神戸映画資料館にはこの映画を作るにあたって多大なご協力をいただきました。ですのでこの度の上映はそのお礼ともいうべき機会でした。受賞トロフィーはとても重いのですが、是非この重さを共有したいと考え、館長の安井喜雄さんをはじめスタッフの皆様、そしてご覧いただいた方々にも持っていただきました(画像は安井館長)。

 

 

資料館は長田区にあります。1995年の阪神・淡路大震災でのこの地の被害はまだ皆さんの記憶に残っているかと思います。映画賞を記念するだけにとどまらず、この地で上映するからには震災と映画に関連するテーマを際立たせたいとも考えていました。

 

そこでイベントの初日は、上映後に神戸市にある阪神・淡路大震災の伝承施設〈人と防災未来センター〉で震災資料を研究しておられる林勲男先生と災害映像記録を巡るトークを行いました。〈人と防災未来センター〉にアーカイブされている映像は主に被災された市民の方々が8㎜ビデオやVHS-C、ミニDVといった、当時のアマチュア映像メディアを使って撮影したものが多いのです。内容も自宅やその地域の被災状況、車窓風景にみられる交通インフラの復旧、ボランティアの活動、倒壊した町の解体から整地といった、記録者の日常に根差したものが主です。関東大震災のフィルムでも、路地に避難する人々の様々な表情が写されていることに興味を持ったという林先生ですが、100年前の震災映像の中にも当時の人々の日常が写っていることにあらためて映像の記録性というものを考え、感じることができました。


震災記録映像を見るというとすぐ防災に役立つ視点を、という風な話に持っていきがちだけれど、記憶を呼び覚ますことや被災で受けた心身の傷を治癒するツールにもなりうる。その時代がまとっている文化的なものも写っている。映像は豊かであり、様々な観点から学べるものがあるので、アーカイブされた映像記録からどれだけのことを抽出できるかが今を生きる私たちに問われているのだと、林先生とのトークから学びました。(画像は右が林先生・左が井上)

 

イベント二日目は、上映後に観客の皆さんと感想や意見を交わしあうカフェトークをおこないました。ユニバーサルカメラを間近に置いて、100年前のフィルムをどう今に響く映画作品として活かしていくかについてお話ししました。先の能登半島地震で神戸に避難されている方や阪神・淡路大震災でご苦労された方々からの感想にも接することができ、震災と映画というテーマに重みと奥行きを与えてくださいました。(演出・井上)

 

 

 

 

 

 

神戸映画資料館

先日、神戸映画資料館の安井さんと一緒に、銀座、京橋巡りした際の記念写真です。その神戸映画資料館では、本日から5日間「キャメラを持った男たち」の上映が行われます。土日は井上監督も出向きトークイベントも開催される予定です。

 

映画本編内で実際にフィルムを入れて撮影を行なった古い手回しカメラは、この資料館入口に常設展示されているものです。お近くの方、ぜひお越しください。

 

<神戸映画資料館>

『キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー』

2024年4月12日(金)〜16日(火)

 
 
 
 
 
 
 
 

 

開花宣言

東京もやっと開花宣言です。標本木のある靖国神社は私たちの事務所から徒歩数分。宣言の瞬間をのぞきに行ってきました。気象庁の人が宣言するとみんなで拍手。とても和やかな雰囲気で日本はまだまだ平和だな・・と感じました。

 

 

 

 

 

第15回記録映画アーカイブプロジェクト・終了

第15回記録映画アーカイブプロジェクト「夜明けの国ー時枝俊江監督の希望と挫折ー」が3月9日(土)14時から開催されました。会場の東京大学本郷キャンパスユビキタス石橋記念ホールは立ち見が出るほどの満員になりました。上映後、助監督だった坂口康さんから当事者でなければ判らない撮影時の時代背景や時枝俊江監督の中国に対する思いが語られました。日本と中国の戦後史の一断面に関心があったようです。 by 村山

 

 

 

 

 

記録映画アーカイブプロジェクト・ワークショップ

第15回研究上映会
「映画『夜明けの国』 --時枝俊江監督の希望と挫折」

日時:2024年3月9日(土)14:00-16:40(13:30開場)
会場:東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館3F 石橋記念ホール
   https://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_14_04_j.html
定員:100名(参加無料・当日先着順・申し込み不要)
※満員の際は入場できない場合がありますことをご了承ください。
上映:「夜明けの国」(1967年/110分/カラー/岩波映画製作所)
お話:坂口康(映像プランナー、本作助監督)
司会:朱子奇(東京大学大学院学際情報学府博士課程)

 第15回目は、岩波映画製作所のアーカイブの中から、文化大革命の最中に中国で撮影された貴重な記録映画を上映します。
 1966年8月から1967年1月まで、およそ半年をかけて中国の東北地方を中心に取材・撮影された『夜明けの国』は、文革当時の中国社会を記録した珍しい作品です。本作は35mmフィルムで撮影されましたが、今回、4kスキャンでデジタル化することによって鮮明な映像が蘇りました。*会場の都合で4K動画をダウンコンバートしたBlu-rayで上映します。
 監督は日本を代表する女性監督の一人、時枝俊江。国立映画アーカイブの企画「日本の女性映画人(2)‐1970-1980年代」(2024年2月6日-3月24日)では時枝監督の特集が組まれ、本作を含む21作品を上映予定です。今回は、それに先駆けて上映します。

<国立映画アーカイブ・日本の女性映画人(2)>
https://www.nfaj.go.jp/wp-content/uploads/sites/5/2023/12/NFAJ-No52.pdf

完成後、時枝監督は本作について多くを語りませんでした。その理由は何なのか。上映後に、本作助監督である坂口康さんをお迎えして、撮影当時の状況やこの映画に込められた時枝監督の思いなどについてお話を伺います。

主催:記録映画アーカイブ・プロジェクト(東京大学大学院情報学環丹羽美之研究室)
お問い合わせ:記録映画保存センター(運営窓口)
Email: center_otoiawase@kirokueiga-hozon.jp

 

 

 

 

 

 

キネマ旬報ベスト・テン表彰式

オーチャードホールでのキネ旬表彰式無事終了。「キャメラを持った男たちー関東大震災を撮るー」は、文化映画作品賞をいただきました。いつも事あるごとにかけつけてくださる映画関係者の皆さんが楽屋にも集結。喜びを分ち合いました。

 

表彰式の後、スタッフの囲む円卓をぐるぐると回るトロフィーです。記録映画保存センター設立15年のよき記念となりました。深く感謝申し上げます。

 
<2023年第97回キネマ旬報ベスト・テン表彰式 youtube>
https://www.youtube.com/watch?v=hj07su-RD4E&t=1s

 

 

 

 

 

久々のうなぎ

いつもお世話になっている早稲田大学の鳥羽先生が
いらっしゃったので久々のうなぎです。

 

確認できるだけで、ブログ投稿15回目となるうなぎです。

(私たちの活動は16年目となります。)

 

 

 

 

 

 

 

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