結婚式延期します | きりんのごはん~遠距離新婚生活~

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妊娠を機に初めての新婚生活を満喫中。ダイビング、旅の写真もアップします。

21日に結婚式の予定でしたが、延期します。

今の状況ではゲストの安全が確保できないと考えました。




式場も計画停電グループに入っており、何時に電気が途切れるか、またいつまでかもわかりません。首都圏で交通網がまひしてしまえば、ゲストが帰宅難民になる可能性もあります。




状況が見えず不安が募る中で、ゲストをご家族と離れ離れにしてしまうかも…と思うと恐ろしいです。

自分のために、そこまで高いリスクを侵してまで集まっていただくことはできないと判断しました。




年度末なのに予定を調整し、当日を楽しみにしてくださっていた皆さまには本当に申し訳ありません。


また日程を調整し、決まり次第改めてご連絡します。

ご出席いただければ、本当に嬉しいです。




被災された方、犠牲者の方には言葉もありません。

会社の同期が何人も被災地の最前線で戦っています。

自分の身を危険にさらしても、情報を届けていかなければならない。改めて重い仕事だと感じます。




当初、実家も旦那の家も震度6。

関東には大事な友人もゲストもいっぱいいます。

幸い誰も大きな被害はありませんでしたが、非常時に大事な人のそばにいられないことで焦り、平静さを失っていました。

九州はまったく被害がなく平穏なので、流れ続ける地獄のような映像を見ているだけ。不安がかき立てられ、もどかしいです。




こういうときこそ淡々といつもの生活を送って冷静にならなければ。

とりあえずできることとして、放射能から身を守る方法を家族や友人にメールしました。(なるべく外に出ない、マスクをする、コンブや海藻を採るなど)




ここ数カ月、結婚式のため準備をしてきたのでやっぱり悲しいですが、

延期をお知らせしたゲストから帰ってきたのはあったかい言葉ばかり…

本当にありがたかったですしょぼん

「次また絶対行くね!」とか「倍お祝いする◎」とか「楽しみが延びたって考えればいいよ」とか。。。

また「正直ほっとした」「こんな気持ちでお祝いしていいのかと思っていた」という声もあり、自分の判断は間違ってないと安堵しました。

やっぱりみんなが笑顔になれるような式にしたいから、無理しなくてよかった。




原発の状況もまだまだわかりません。

風向き次第でどこまで放射能が届くか未知数です。

なるべく外に出るときはマスクをし、とろろ昆布を食べましょう。


一刻も早く被災地が落ち着き、これ以上犠牲者が増えませんように。