知りもしない人間に嫌悪感を抱くニュース
歌手のキース・アーバンが画家のキース・アーバンを訴えた!
インターネットって、元々、性善説で作られたようなもので、そこから想像されるように、
何をしようが自由、「迷惑は分かっているよね?だからしないよね。」と利用者を期待しているものでした。
WEBがアカデミックな目的から生まれているように、教育者と学生が中心だったようなもんでした。
今じゃ、くだらないこと延々書き続けるコメントの荒らしとか、ゴミメール、毎日届くウイルスと
ギスギスしたメディアになっちまいました。
で、表題のコレです。
有名歌手の訴えが、凄いんですが
同姓同名の画家が、自分の油絵を売るために、「www.keithurban.com 」が使われているとか訴えるものです。
これって筋違いって感じだよな。
自分の名前で油絵を売るのがイカン!って、言っているようなもんです。
さらには、サイトの閉鎖とドメインの譲渡、損害賠償も要求しているそうな。
これを見たときには、幼児的万能感って言葉を久々に思い出したな。
まぁ、確かに同姓同名だから、間違える可能性もあるし、事実間違えた人もいるだろう。
でも、歌手のキース・アーバンという名前があればこそ。
この手のサイトにありがちなフィッシングというわけでもないと思うんだけどね。
画家さん当人が見せてる油絵ならば。(広告も多いけど)
当人同士の話がこじれた結果なのかもしれないけど、裁判を起こすこどで和解というか降服をせまるような
やり方は、いかにもジャイアンなアメリカっぽい方法。
でも、画家側が、ドメイン売却に巨額の金を要求した可能性もあるだろうしねぇ。
実際は、わからんなぁ。
でも、訴えは、どうにも変に聞こえるんだよね。
サイトに「歌手キース・アーバンには関係ありません」とフロントに記載するだけで済みそうなもんだけどねぇ。
弁護士って、少ないと駄目かもしれないけど、多すぎると社会の害悪になる素質を持った存在だね。
ps. 個人的には歌手側も画家側も、サブドメインが、.com に .net なのは、どちらも本質的な部分でミスリードを
起こしやすいドメインで、そもそもNGだと思うんだけど。