最近よく忘れ物をするようになりました。
忘れ物といっても、持っていくのを忘れるのではなくて、持って帰るのを忘れちゃうんです
着ていったジャケットをお店に忘れ、車だったのもあるけどお店の方から連絡(懇意なとこなので)があるまで気づかなかったこともありました。
だいたい、3つ持ってたら1コ忘れる感じです
私、結構しっかり者と思われてたし、自分でもそう思ってた。
どっちかというと、人の忘れ物を教えてあげるタイプ。
でも最近抜け感が半端ない
そんなこと考えながらウォーキングしてたら、ものごころつく前のことを思い出しました。
ものごころつく前なんで、あとから親や祖母から聞いた話なのですが。
よそのおうちに遊びに行って、お菓子とかもらっても置いて(もらったことも忘れて)帰ってた、とか。
幼稚園の運動会の買物競争(買い物かご持って、何か所かに置いてあるリンゴとか大根とかを入れてゴールする)でも、ほかの子たちはリンゴ持ったら走りながら入れるのに、あんたは止まって入れてまた走る、を繰り返してて、要領が悪いから遅い、とか。
かけっこのとき、珍しく1番を走ってたのに、人がいないことに気づいたのか止まってしまい、みんなが行ってしまってから慌てて追いかけてビリになった、とか・・・
どうも、のんびりどんくさいのがもともとの私だったみたいです
両親は共働きで、私は祖母といる時間が長かったです。
祖母は、戦中戦後3人のこどもを女手一つで育てたツワモノで、「人を押しのけてでも、先に行け」ってタイプでした。
遠足とかでみんなで写真を撮ると、私はだいたい隅の方やどこにいるのかわからない感じが多かったのだけど、唯一幼稚園の卒業写真だけは、最前列の真ん中で写ってます
そして、後ろに並んでる保護者の最前列の真ん中に祖母が
うちのばあちゃんが仕切ったんだろうなぁ・・・
昔話になってしまいましたが、たぶん私、もともとの自分にもどってきてるんだと思います。
生きていくために身に着けた、鎧をちょっとずつ脱いで、薄皮をはがすように
なんかそんな自分の変化が楽しみになってきてる私です