甲状腺癌の手術や入院じたいは
私にとって けっこう予想よりも楽だったなと感じました。
しかし この病気とは全く関係の無い 別のところで
実はちょっぴり辛かったことも あったのです~
これを読んでくださってる方を
励ます為に はじめたブログですが、
びびらせる訳ではありませんが
へぇ こんなこともあるのか~っと
正直に書きますので ご参考までに・・・と思います
すべての方に 当てはまりませんので
てきとうに 読み流してくださいね。
まず ひとつは、
手術の後 病室に戻ってきてしばらくしてからです。
ご存知のとおり、手術は長時間 同じ姿勢だった為
体はガチガチ、首も腰も痛いし・・・・。強い筋肉痛のような。
慣れない症状に 一番キツイ時でした。
水分も ごはんも 自分は翌朝までNGなのですが、
夕食の時間、
となりのベッドの方の
生温か~い御飯やおかずの臭いが
もぉぉぉ~ 部屋中にプンプンして
吐き気が止まらなくなり
臭すぎて 涙がでました
普段 自分が食べてるときは
人のごはんの臭いなんて気にならないのに、
メニューが 何だかわからない 混ざったものが
プ~ンっと ただよってくるのは、 かなりしんどいものでした。
オエッっとなりますが
体をベッドから起こしてはいけないので
顔を横向きにして
小さなプラスチックのカップを置いてもらいました。
胃の中に食べ物はないから 吐けそうにもなく。
そのうち おそらく首の痛みが頭痛になったのも重なって
1時間近く 吐きそうでした。
痛み止めの点滴を入れてもらったので、おさまりましたが、
こんなに 苦しい思いをするなら
手術の日だけでも 個室にすればよかったと
私は思いました。
そして もうひとつ。
さっきの吐き気がおさまって しばらくしたころ
おしっこが漏れそうで漏れそうで たまらない気分になりました
手術の時に 尿の管を
膀胱(ぼうこう)に入れていたので、
その管を通って いつでも おしっこが袋にたまるはずなのです。
(動ける様になる 翌日まで装着の予定)
「漏れそう」な気分になるはずがないのですが・・・・
看護師さんは管を 膀胱に深く刺したり少し抜いたりしていましたが
うまく尿が管を通ってないみたいで 量が少ないと言われました。
「出そうです・・・」「出そうです・・・あー漏れそうです」と
何度もナースコールしてしまいました。
しばらくすると
先生がきて、 予定よりも早く 管を抜いてくださいました。
膀胱がパンパン。
でも、 体を起こしたらいけないので
そのままベッドで おしっこをしなくてはいけませんひーt
そこで 尿瓶の登場です
女性は 体の構造上、
あお向けでするのは 下にこぼれる可能性が大きいとのことで
おしりの下に 吸水シートをひかれました(ペット用みたいな)
準備完了!いつでもOK・・・・・・・・・なのに、
いざとなると 出ないのですっ
あおむけじゃ 出ないっ!!力が入らないっ(笑)
足のマッサージ機(フロートロン)の動きも気になって 集中できません。
「あの、 ひざついたり、 立ってもいいですか?」と提案。
先生はかなり迷っていましたが
看護師さん付き添いの元、しかたなくOKが出ました。
もう 恥ずかしいとか 言ってられません。
やっとのことで 無事立って 尿瓶に出した・・・・・・・けど、
イタタタタタタ・・・・・・・。
なんと膀胱炎になってしまったのです
どうやら 私がモゾモゾ動いているうちに
膀胱にちょっぴり傷がついてしまったみたいで。
(こんなことは 稀だそうです。たまたまの出来事です)
尿を出しても 全部出た気がしない。
いつも漏れそうな感覚。出したときに激痛。
すぐチョロチョロ出したくなるので
1時間以上 ベッドの横に立ったまま 尿瓶を持ってました。
ああ しんどい~っと
今回 入院して初めて弱音をはきましたy。(ひとりごとですが)
点滴で薬を もともと入れてますので
特に今 できる処置も無く。たえるのみだそうです。
2時間ぐらいしたら やっと落ち着いて眠ることができました。
そんなわけで、甲状腺癌とは まったく関係ありません。(笑)
他に体験談を書かれてる方々のHPには
そんな事、書かれていないので、
私だけかも しれません
ま、参考にならないかもしれませんが
楽なことばかりではないよ~っと言いたいだけです。
おわり