3月11日(月)は、東日本大震災があった日。もう丸8年も経ったんですね。月日が流れるのはとても早いですが、まだまだ復興が進んでいないところもあるようですし、何より遺族の方々にとっては時が止まったままで、周りだけがどんどん変化しているように感じられているかもしれません。何をもって復興と呼べるのか分かりませんが、この日ばかりは日本人がしっかり震災と向き合って、東日本大震災に合われた方々のことを想える日になれるといいなと思います。

 

その3月11日、東京では総務省NICT主催の「起業家甲子園」が開催されました。全国各地の地方大会を勝ち抜いた学生達が自分達が開発したビジネスプランと、そして作ったサービスを披露します。

この起業家甲子園、ビジネスプランだけではだめです。ちゃんとサービス(プロトタイプ)もしっかり作っていないと評価されません。

 

この起業家甲子園。運営しているのは三菱UFJリサーチ&コンサルティングの杉原さん。昨年の鯖江市地域活性化プランコンテストの審査員としても来ていただきましたが、とってもお世話になっています。これ以外にもLEAP OVER(アクセラレーター)も運営していたりとバイタリティが凄い。

更に、メンターにはエル・コミュニティ役員にもなっていただいている勝屋さんや福野さんなど豪華な布陣が務めています。

(起業家甲子園は学生向け。翌日開催の起業家万博は社会人)

 

学生団体withメンバーでもあり、Hana道場立ち上げ当時からHana道場担当プログラマーのような野村くんが出場することもあり、観覧に行ってきました。

地方大会を勝ち抜いてきた全11チームのプレゼンテーション。

 

どれぐらいの市場規模があって、競合はどこになるのか。初年度、3年、5年といくらぐらい売上が見込めるのか等通常のビジネスプランの発表と共に、どのチームもサービスが既に開発されています。みんなプログラマーを有しているというから凄い。

開発されているアプリやサービスは、実証実験済みであったり、某企業との提携が決まっていて一緒に進めていく。であったり商品化まですぐのものも。

今回の審査員は全て若手のベンチャーキャピタルの皆さん。

 

そして!北陸大会で賞を獲って全国大会に出場してきた福井高専生の出番。

各チーム、担当のメンターさんがまずはチームとサービス説明を簡単に行います。福井高専チームはなんとメンター福野さんだった(笑)OBがメンターとはいいですね。

 

どんなサービスか全く聞いていなかったので、はじめてどんなの作ったのか聞きましたが、なんと子ども達向けのプログラミング教育商品。Hana道場と親和性が高い。

ただし、通常のプログラミングではありません。子供はパソコン触りません。子どもが動いて出す指示通りにロボットが動きます。これは面白い。

どのようにユーザーを増やしていくのか。サービス料金はいくらで、どれぐらいの金額を見込んでいるのか等も示していました。

 

野村くん。高専2年生の時から知っていますが、とにかく何でも作れます。鯖江市地域活性化プランコンテストのHPも作ってもらっていますが、それ以外のアプリでもシステムでも私からの無茶難題に「つくれますよ」との一声でちゃちゃっと作っちゃいます。オールマイティー。

たぶん、福井県内の現役大学生ではレベル的には一番だと思います。

 

今後の進路がとても楽しみですが、今回賞をもらったことでシリコンバレーにも研修に行っています。国代表。

 

 

ほんと今後が楽しみです。あと1年高専生なので、思いっきり暴れてほしいですね(笑)

シリコンバレーに行った時の報告も。なかなか有意義な時間を過ごしてきたようです。現地の人からプランのメンタリングもしてもらったみたいでなんとも贅沢。

 

各チームのサービスはブース展示されていました。

 

福井高専のブース。

かわいい。

 

全チームのプレゼン聞きましたが、プレゼン上手ですね。そしてやはりどういうサービスかちゃんとイメージできるものは強いです。総務大臣賞をとったチームも、使用する時のイメージがすごくつきやすくてわかりやすかったです。

 

鯖江市地域活性化プランコンテストする上でもいろいろと参考になりました。

そして、セプテーニの佐藤さんや照沼さん。久しぶりにお会いできて良かったです。

杉原さん、審査委員長の佐藤さん、メンターの皆様お疲れ様でした!