糸島薬局の古賀です
2月も下旬になりました
寒さはまだまだ続いています
冬がまだまだ続いている感じですが
旧暦の1月から3月までは春
今の暦では
旧暦の1月1日は2月19日にあたるので
「暦の上では」
もう春になるんですね

五行学説では
春は「木(もく)」に属します
自然界のものはのびやかに成長し
新陳代謝が活発になる季節です
木がぐんぐんと芽を出し成長します

人間の身体も自然の一部
新陳代謝が活発になって
冬の間溜まった老廃物を発散していきます
五行学説では
人間の身体の中で「木」にあたる臓腑は「肝」
そのため「肝」はとくに春と密接な関係を持っています
ここでの「肝」とは東洋医学的な意味で
気の流れを通じて感情の調節をおこなったり
自律神経系によって体全体の機能が順調に行われるように調節する働きをもちます
そしてこの「肝」は
春の草木のように「のびのびとした状態」を好みます

ストレスが溜まったりすると
「肝」の機能は低下して
消化器系の不調、疲労感、イライラ、憂鬱といった
様々な不調が現われます

春は生活環境が変わったりして
ストレスや不安を感じやすい時期でもあります
ストレスを上手にコントロールして
「肝」の機能を健やかに保ち
心も身体も元気な春を過ごしていきたいものですね

