最近、コラーゲンを含んだ健康食品や飲料を目にする。
3年前の健康博覧会という展示会で各社コラーゲンを含んだ新製品を発表していたが、乳酸菌やビタミンとともに、一般に認知されてきた感がある。
では、コラーゲンは何から出来ているのでしょうか?
答えはタンパク質の一種です。(他のタンパク質とは異なりますが)(アミノ酸が多数結合してタンパク質が構成されています)
コラーゲンは体重の何パーセント程存在しているのか?
大体6%~8%(50㎏の人で3㎏~4㎏ですが、全体重の60%:30㎏が水分と考えると随分と比率が高い)
何処にそれだけ存在しているの?
皮膚はもちろん、身体の筋肉・内臓・骨・関節・目・髪等あらゆる全身の組織に含まれており、主にそれらの細胞をつなぎとめる働きをしています。
では、美容だけではなく他にも効果があるの?
効果があると言われているのに
間接(関節炎に悩んでいる人)
腱(スポーツ選手にも愛用者が多い)
骨(スポーツ選手にも愛用者が多い)
目(水晶体の収縮もコラーゲンが関与)
爪(競走馬にも使われている)
コラーゲンだけ摂取してれば効果があるの?
人体をビルに例えるとコラーゲンは鉄筋、コンドロイチンやヒアルロン酸などのムコ多糖がセメントの役割を果たしていますので、コラーゲンだけを摂取するだけではなくコンドロイチン、ヒアルロン酸、セラミド、カルシウムなどと摂取すると効果的です。
また、コラーゲンはビタミンC(アスコルビン酸)と一緒に摂取する事で吸収率がよくなります。
1日どれくらい摂取すればいいの?
年齢、体重、個人差にもよりますが、1000㎎(1g)~3000㎎(3g)で十分です。
過剰摂取による弊害はあるの?
コラーゲンはタンパク質なので、腎臓病、肝臓病、糖尿病の方は控えた方がよいでしょうが、健康な方は問題はないでしょう。
市販されているコラーゲンは何から抽出しているの?
ブタ由来はブタから、フィッシュは魚の鱗からがほとんどです。(詳しくは製造先に問い合わせして下さい)
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