もう7月も残りわずか。どこへゆくのも暑いです。寒さはそれなりの工夫で何とかなりますが暑さのほうは耐えがたいですね。だるさ半端じゃない!!。

昨日の教室、合評会でした。5,6,7月に描いた分。それぞれ枚数もいろいろ。今回の先生のアドバイス中心はモノとモノとの対比。例えば、沢山の花でもその隣とメインの花とどちらが明るくどちらが暗いか。モチーフや人物とテーブルと壁、等の関係を対比させることによって、空間の表現や光を感じさせることが出来る。又強調したいところとそうでないところの力のかけ具合。表現方法にもよるが全部が全部目いっぱい描かなくてもいい。部分ばっかり見ないで全体見る。個々の作品について丁寧にアドバイスして頂いたのを勝手に要約しましたが、いつも言われることは技術的にはイマイチでも”なんかいいなー”と思える絵、共感性のある絵、が描ければそれを無理に写真のような写実的な方向に努力しなくても、自分の感性を大事にしてください。技術はないよりあった方が良いけれどそれを追いかけすぎて自分を見失わまいようにって事でしょうね。大概 習い?に来ようという人は上手なりたいから、で上手ってなんだ?技術を身に着けて自己表現を出来るようになる?自分が球を描きたいのに円にしか見えないではね。まーそれぞれ受けたアドバイスを生かせるようにがんばろうね。先生!遅くまで有難うございました。そして慣例になってしまったミーティング時のティータイム。夏越の祓に手作りの水無月、さすが京都、そして北海道直送のメロン、チョコと冷たいお茶。みんなありがとう。いい教室です。(≡^∇^≡)

合評風景の一部デス。

そして今日の絵はニンジンボクの木、ご近所で今咲花を咲かせています。絵よりもっと爽やかな木(。>0<。)

名前が面白いですね。本当は西洋ニンジンボク。なんでにんじん?って思ったら、中国に薬用ニンジン(オタネニンジン)の葉と似ているのでニンジンボクと名づけられた木があって、西洋にあるニンジンボクの同属ということでつけられたらしい。英名はChaste tree(清純な木)といい、昔修道士が性欲を抑えるためにこの実を香辛料としてつかったとか、この木で作った杖は旅人を守ってくれると言われ、巡礼者が使うとか。(なんかこのフレーズ前に描いたような気が・・まいいっか!)

また民間療法として、生理不順や不妊などに使われていたようです。現在でも乾燥した実は健康食品やハーブティー、薬用にと世界各地で栽培されているようですね。

鉢植えもありますが、結構大きな木になります。白い花もあります。

今日の一句 蝉時雨がノイズのように降ってきますね。

石にとまって蝉よ鳴くか       <山頭火>

蝉しぐれ中に鳴きやむひとつかな <楸邨>

むく犬や蝉鳴く方へ口を明      <一茶>

ご近所のニンジンボクの花。