先日紹介した、パイナップルケーキの続きです。
私も美味しいと思いましたが、お店でも評判良かったそうです。
特に料理長の店舗ではよく売れたと聞きました。
そこで次は、パッケージにも力を入れて本格的に販売する事になったそうです。
それはいいのですが、私はまた購入する羽目になってしまいました。
料理長は中学の頃からカツアゲしてたような人なので、私にお菓子を買わせるくらい楽勝なんでしょうね…。
前回は透明のフィルムにシールを貼っただけの包装でしたが、今回は箱も個包装もオリジナルのものでした。
黒×金の箱と赤×白の包装が、品もありカッコよかったです。
こういうのを作るのも、結構お金かかるみたいですね。
ホントに力入れたんだなあと思いました。
パイナップルケーキが成功した話を聞いて、私は料理長に尋ねたい事がありました。
私の友人(お菓子作りが趣味の主婦)が、何人かでお菓子を作って売ろうとしています。
でも話を聞いてると、なんかフラフラ、フワフワしてる印象を受けるのです。
彼女達の参考になるような気がして、料理長に「パイナップルケーキを売れる商品にする為に心がけた事は何ですか?」と聞いてみました。
色々教えてもらったのですが、料理長は最後にこんな風にまとめてくれました。
①まずは商品を作り上げること
②他人に作ってもらうと必ず100パーセントは望めないので、妥協点を決めること
③継続して同じ(出来上がりの)物を作り続けること ←これが一番難しい
フラフラしてる友人達はまだ①も出来てないのですが、②もなかなか決まらないだろうし、③はかなりハードルが高いんじゃないかと思いました。
それでも友人に伝えると、ずいぶん意識が変わったようでした。
「そんなの分かってる〜」とか言われるんじゃないかとも思ったのですが…言われたら怒りましたが…。
地に足が着いたプロの言葉は、やはり重みがあるものです。
今回は料理長の悪口を言う為に書き始めたのですが、最後はなんかいい話になってしまいました。
非常に残念です…。