ジュリー(沢田研二)再び・・・ | よくいうかいえ ( Cahier)

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古布リメイク作家のつれづれ日記

昨夜のテレビ「SONGS」で再びジュリーの復活を見た!

去年はあのジュリーも還暦を迎え、コンサート活動を本格的に再開させた。

大分前に見た時にっ本人が宣言した通り、少しはスマートになった様だが、まだまだ・・・当時はやせっぽちだったもの。

映画や舞台の活躍が目立ち、年輪を感じさせる良い味を出している。

そもそも、”年輪”とか”還暦”などは当時のジュリーに誰がイメージしただろう。

ジュリーに限らず、芸能界ほど残酷に老いを見せ付ける世界は無いだろう。

それでもメディアに君臨しているのだから本物の才能なのだ! 

やたら、同世代は元気が出てしまう。

当時自分も年頃で夢うつつの世界を楽しんだもので、「其の頃の同級生が今も頑張ってる」というような感慨を抱いているのである。


そういえば、どんなにか現実に会って見たいと熱望した人に、少しはキャリアを積んだ自分が偶然に出会った思い出が蘇る。

パリコレの為に東京から作品を持って乗った飛行機に、かのジュリーが乗っていたのだ!

長いフライトの間で、どうにか機を見てサインを頼んでみた。

キチントした紙の用意が無く、失礼を詫びて手帳に書いて貰った。 

当時は後輩の典子さんがご執心だったので、彼女の為に名前を入れて貰い、後日プレゼントしたのだ。


ジュリーは印象どおり、無口で私の質問「パリでレコーディングですか?頑張ってください。」(実にありきたりだったなぁ・・・)に対し「はい、有難う。」とだけ答えた。 (と思う。)


周囲の視線は大して無かったのだが、相当緊張した一時であった。

私の人生初のサインの依頼事件を蘇らせ、今 老成したジュリーを目にして年月の長い経過をいとおしく感じている。