脱メタボと腹八分目 | 筋トレ実践記~尾関紀輝氏の筋トレプログラム実践28日~

脱メタボと腹八分目

“腹一杯の幸せ”と云うが、いつもこれだと不幸せになるだろう。
いつも腹一杯にする癖をつけると、それが通常となる。
 
稀に腹八分目で留めようとすると、満足感がないためストレスになってしまう。
脳の中枢神経が満足しないのだ。
だからと言って腹一杯喰っていてはメタボになって当然だ。
 
肥満体質の人は胃拡張と云う症状が多い。
兎に角腹一杯でないと我慢できない。
ダメになってしまうのだ。
 
しかし、これは単なる思い込みである。
別に腹一杯でなくても死ぬ事はない。
ただ満足しないだけだ。
しかもこれは決して正しい満足感ではない。
 
習慣と云うモノがある。
が、習慣と云うモノはもともと備わっているモノではない。
訓練して初めて備わるモノである。
最初は辛いが慣れてしまえば当たり前の事になってしまうものだ。
 
要はキッカケだ。
他人に言われてどうこうの話ではない。
“自分が如何なのか?”と云う話だ。
 
まずは自分自身が健康とか自己管理とかを真剣に考える事である。
真剣に考えるとトライする元気が出る。
そして継続する元気も出るハズだ。
 
簡単な話、腹八分と云うのは何時もよりも2割だけ食事の量を減らすだけだ。
半分にしろ!と云うワケではない。
最初は辛いかも知れないが、2~3週間もすれば慣れてしまう。
少ない食事量でも満腹感が得られるようになるのである。
 
人間は甘えさせるといくらでも甘えてしまう。
で、厳しくするとストレスが溜まる。
厄介なモノだ。
 
自分自身が食べたいと思っているのではない。
思わされているのだ。
云わば悪魔の囁きだ。
乗ってはならない。
戦うのだ。
常に敵は己の中に存在するのである。