11月30日ででFA申請が締め切られました。
まさかの杉内をはじめ、和田、川崎の計3名が宣言しました。加えて、ホールトンとは相変わらずの平行線、自由契約となり流出が濃厚です。
正直、何とかして杉内だけでも流出阻止したいところですが、そればかりを考えているわけにもいきません。それ以外の現有戦力で戦うことを考えなければなりません。
そこで、ホークスの先発投手陣について考えてみたいと思います。

現在のホークス投手陣の構成はこんな感じです。(育成は除く)
18星野、坂田

19南

20川原、下沖

21近田、有馬※

22岩嵜

23山田、バリオス

24巽、高橋徹

25森福、柳川

26大場、久米、藤岡、金

27大隣

28神内、甲藤 、陽

29高橋秀、摂津、レルー

30吉川、馬原、和田

31小椋、新垣、杉内ブラゾバン

32金沢、ホールトン

33ファルケンボーグ


左の数字は年齢です。赤字は現時点(12月1日現在)で来季戦力としての確実でない選手。※有馬投手は来期育成契約からのスタートとなります。



さて先発での起用が濃厚な選手ですが、今季の実績から行けば摂津はほぼ当確でしょう。それ以外は正直安定感に欠き、確実な選手などいないというのが正直なところです。

しかし、有力なのは7勝を挙げた大場、山田、6勝を挙げた岩嵜、3勝の大隣でしょう。ほかの投手に比べても経験豊富でローテーション候補筆頭に挙がってくるのはまちがいありません。


加えてアジアシリーズに2軍暮らしを送っていながら参加した新垣、昨シーズンに活躍した小椋。


さらに、若手から巽、川原、下沖あたりが食いこんでくると面白いですね。特に川原はウエスタンリーグでの投球を見ましたが、とにかく球が速かった。フレッシュオールスターで150キロ超えを投げたのも記憶に新しいですね。
また神内、陽は勝負の年になりそうです。かならず来るローテーションの谷間でチームに貢献できるか。

ドラフトで獲得した武田、吉本両投手はまだ育成中心になりそうですね。


現状では、ローテーションは、摂津→山田→大場→大隣→岩嵜→新垣といった形になりそうです。正直、今年の盤石な先発陣をを知っているので不安ですね。


ただ、暗い話題ばかりではありません。西武からFA宣言をした帆足投手の獲得に小林編成担当は動いているようです。帆足は福岡出身、震災の影響で家族を福岡に避難させているという話もあります。獲得できる可能性はかなり高いでしょう。


そうなると、摂津→帆足→山田→大場→大隣→岩嵜といった形でしょうか。


あとは助っ人投手の獲得も検討することとなりそうです。


どちらにせよ投手力の落ちる来年、ホークスは99年のときのような打ち勝つ野球をする事が求められるのかもしれません。