何から手をつけたら…。
時間とお金に限りがあることを思えば、この病気と長くかかわることから卒業したい。
まず言われたのは、娘のケアももちろんだけれど、母である私自身のケアも必要だということでした。
えっ❓❓
娘の病気なのに…私のケアって。
びっくりしました。
「よくここまで頑張ってきましたね。大変だったでしょう」とカウンセラーさんに言われて、さらにびっくりしました。
こんなにうまくいっていないわが家に対してそんなことを言ってもらって、そして「大丈夫」とも。娘のことで疲れていて、自分のことがずいぶんと後回しになっていたことにこのときから少しずつ気づいていくことになるのでした。私は何でも抱え込んで苦しくなっていたのです。
遅ればせながら、娘の起こっている問題を全部自分の力で解決しようとしていたことに気づいたのでした。