かわら版屋のりょうです
11月15日、23日の夜、幕末志士社中で行われた「手紙は語る幕末の日々スペシャル」。
お越し下さった皆様、まっことありがとうございました。
↑題字は龍馬さん筆
残念ながら今回は見れなかった…と言う皆さまの為にも、ちくと、レポートしたいと思います☆
平日行っている手紙朗読の特別版という事で、約1時間の朗読劇でした。
この日(11月15日)は龍馬さんの誕生日。
まず、お祝いに駆けつけた仲間は慎太郎さん。
奇しくも、15日は2人が近江屋で刺客に襲われた日でもあります。
慎太郎さんは、お登勢さんが龍馬さんに宛てた「寺田屋事件」について書いた、ユーモアたっぷりの手紙を読んでいました。
読み終わった所へ、誕生日やきと先生はお餅を、私はお茶を持ってお邪魔しました。
↑私の鼻の頭が白いのは、みんなに内緒でお餅を食べてきたがじゃないですきね!
お茶屋餅じゃないですきね!
偶然、先生も寺田屋事件に関する、三吉慎蔵さんの書いた日記を持ってきちょって、それを読んでくれました。
先生が読みゆう間は、私達3人は真剣に、こじゃんと真剣に、お餅を食べよりました。
このお餅は老舗澤餅茶屋さんの「お茶屋餅」、通称「手結山のお餅」で、幕末の頃からあるがです。
ほんのりニッキの香りがして、やわらかもっちりで美味しいがですよ~。
「おまんら、わしの話を聞きゆうかよ?」と、振り返る先生。
もちろん話もちゃんと聞きよりましたき。
食べ終わった…もとい、先生の話を聞き終わった所へ、現れたのは弥太郎さんと以蔵さん。
ご馳走がない!と騒ぐ2人。
↑近頃若手芸人みたいになってきましたね。
と、突然何かを思い出した様子で、龍馬さんに詰め寄る弥太郎さん。
いろは丸事件について聞きたい事があると言い出します。
「いろは丸」はなぜ紀州の船に2度もぶつかったのか。
龍馬が沈没させて紀州から大金を巻き上げたのではないか…と。
↑フリップであれこれ説明
けんど、「その大金でおまんが三菱を作ったっちゅう噂は本当か?」と逆に問われ「電波が悪い」と言う謎の理由で弥太郎さんは去っていきました。
弥太郎さんが戻ってくるまで、私はおりょうさんから聞いた武勇伝を話させて頂きました。
おりょうさんは人斬りの薩摩隼人相手でも、ひとつも怯まん、すごい人ながです!
戻ってきた弥太郎さんが手に持っちょったがは龍馬さんに宛てた手紙。
↑いつも奢ってくれてありがとう。今度は焼肉が食べたいです。と、終始くねくねデレデレ…
けんど、弥太郎さんだけじゃないがです!
他のみんなぁも龍馬さんに手紙を書いてきちょったがです!
150年越しに以蔵さんから明かされた衝撃の事実。
周りの志士が残した自分と龍馬さんの話(基本自分の話)を語る慎太郎さん。
私は龍馬さんとの出会いを、武市先生は龍馬さんに対する想いを手紙にしたためました。
そして、龍馬さんからも…
メンバー1人1人に、日頃の想いを綴って読んでくれたがです。
私達が、こうして本音で語り合うたがは、これが初めての事でした。
やっぱり、私達は心1つに、皆様とお会い出来るのが何より嬉しい事。
最後は、心1つにならないと出来ないアレを、生伴奏付きの特別バージョンで披露しました。
笑いと笑顔の絶えない、楽しい朗読劇になったがは、皆様のおかげです。
「わしらがいつまで現代に居れるかは分からんけんど、気楽にやって行こうと思うちゅう。
だからまた、皆様も気軽に、ここへ足を運んでつかあさい」
龍馬さんから皆様へのメッセージで、夜間イベントは幕を閉じました。
朗読に合わせてピアノを弾いて下さった小島千紗さん、素敵な演奏ありがとうございました!