一番パワーを持つ感情は? 愛?勇気?欲望? 3 | 自分磨きの鬼となれ!

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生前、マッスル北村は己に対して3つの誓いを立てた

肉体の限界を極める 知識の限界を極める 精神の限界を極める

私も同じ誓いを立てた。

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前回の一番パワーを持つ感情は? 愛?勇気?欲望?2 の記事の続きです。



人には 愛 勇気 恐怖 欲望 など様々な感情があります。


デヴィット・ホーキンズ博士は、それらの感情が持つパワーを20年間研究しました。


その感情が持つパワーのランク付けがこちらです。




悟り 700-1000

平和 600

喜び 540

愛 500

----------理屈の壁

理性 400

意欲 310

中立 250

勇気 200

----------正と負の壁

プライド 175

怒り 150

欲望 125

恐怖 100

悲しみ 75

無感動 50

罪悪感 30

恥 20



数字が高いほど大きなパワーを持ちます。

前回は「プライド」の感情まで解説しましたので、今回は「勇気」から解説していきます。


今回から書く、勇気の感情が正と負の境目で、勇気以上の感情は、良い感情です。



-勇気:200-


「勇気」は新しいことを試み、変化に立ち向かい、挑戦する力を意味します。


勇気のレベルでは、探求、忍耐力、決断力など、さまざまな能力が生まれます。


勇気以下の感情レベルでは、人生は悲しいものであったり、恐ろしかったり、いらだたしく見えますが、勇気のレベルでは、人生は面白く、挑戦的で、刺激があるように見えてきます。


勇気より下の感情レベルの人を打ち負かすような障害も、勇気を持つ人たちにとっては逆に刺激となり、成長の糧となります。


勇気より下の感情では、社会に対する貢献より、社会から受ける恩恵の方が上回りますが、勇気以上になると社会への貢献が上回るようになります。


社会への貢献により、自分の能力が磨かれ、また自尊心にもつながるので、どんどん自分は強くなっていき、すばらしい人生を送ることが出来るようになります。


ちなみに、全人類の平均の感情レベルが、正と負の境である、「勇気」のレベルに届くか届かないかくらいだそうです。



-中立:250


勇気のレベルでは、物事を白か黒かで分けて判断する傾向があり、自分とは違う考え対しては「立ち向かおう」とします。


しかし、中立のレベルにいる人は、自分が正しいと思うか思わないか、好きか嫌いかで物事を判断することがなく、自分と意見が対立する人とも力を合わせることが出来ます。


自分がA案を支持しているのに、A案とはまったく反対のB案が通ってしまったとしても、B案の成功に全力を注ぐことが出来るのが中立の人です。


中立のレベルにいる人はとても柔軟で、批判的になりません。「この仕事が得られないのなら、別の仕事を探そう」と言うことが出来ます。


中立の意識を持つと、自分の思い通りにならないことに対する恐怖や苛立ちは無くなります。


「自分の思い通りになったらこうしよう、でも自分の思い通りにならなかった時はこうしよう」と、どう転んでも「すべきことはある、自分の役割がある」と理解しているので、簡単におじけづいたりしないし、他者から認めてもらう必要もなくなります。


「中立」の人たちは対立や競争に関心がなく、批判的な態度を取らないので、周囲の人達は安心して相談したり、協力し合ったりすることが出来ます。

中立の人は、一緒にいるととても快適なので、自然と周りから好かれるようになります。



-意欲:310-


「中立」が磨かれると「意欲」になります。

ここでの意欲は「貢献」の意欲のことで、すすんで誰かの役に立とう、社会貢献しようとする気持ちです。


意欲のレベルになると、他者の求めに敏感に反応するようになります。

どんな仕事も嫌がらずにこなし、またさらに大きな社会貢献が出来るように自分に合った天職を探し出すようになります。

貢献の意欲がある人はだれに対しても協力的で好意を持って接するので、社会的にも経済的にも成功します。


このレベルの人は多くの人から感謝され、また見返りが与えられるので、自尊心が完全に満たされます。

また、プライドや嫉妬を手放しているので、自分の欠点を知り、他者から学ぶ謙虚さも持ち合わせています。



-理性:400-


レベルの高い感情を持つようにしていると、知性と合理性が現れます。


理性のレベルになると、とても頭の回転が鋭くなります。


「これでいいのかな・・・」「自信がないな・・・」「今日は気が乗らないな・・・」といった自分の能力を制限するような余計な思考をまったくせず、「意欲」「集中力」が高いレベルでキープされます。


理性のレベルでは自分にとってプラスになることだけが頭の中を巡るようになるので、その結果、複雑に見える問題も迅速に解決することが出来るようになります。


中立や意欲のレベルの人は成長速度が速く、どんどん能力が増していきますが、理性のレベルまで到達すると壁にぶつかります。


それは、理性のレベルの人は概念や理論にとらわれすぎてしまうからです。


理性には限界があり、理性だけでは真実を見いだすことは出来ません。なので、「理性」よりさらに大きな力に身を委ねる必要があります。


しかし、理性のレベルにある人が持つ「論理的な思考」が理屈で説明出来ない大きなパワーを得る障害となってしまいます。




今回はここまでです。


次回はいよいよ人が持つ感情の中で最もレベルの高い感情の解説になります。


「悟り」や「平和」は、当然ながら僕がまだ到達したことのないレベルの感情なのですが、ホーキンズ博士の本を参考にしながら、どんな感情なのか説明していきたいと思います。



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