ここ最近、アメブロ内でのいくつかのブログでモバイルからの閲覧規制がかかる投稿に出会った。”Amebaモバイルの健全なサイト運営にふさわしくない言葉・表現が含まれている可能性がありアクセスする事が出来ません”というやつである。

 不健全な文言が入っているという事らしい。
 ”健全なサイト運営”とはいったい何かという話もある。サービスが滞りなく提供される事が一番健全だとは思うけれど、そういう”健全”さとは別らしい。


 一応、アメーバモバイルについては先月だか今月だかに、18歳未満の閲覧制限に関するシステムの導入の処理が行われた筈だったと記憶するのだけれど、どうやらそれでは足りないらしい。
 私は18歳以上なので、モバイルでの青少年においては不適切かもしれない表現も、全然不適切ではない年令である(笑)モバイルでの年令制限関係のメンテが入ったにもかかわらず、健全な運営をする上でふさわしくない内容は、実はパソコンから閲覧する分には不健全でもないらしい。
 使用年令を制限出来ないパソコンでは素通しで、基本的に18歳未満であればフィルタリングサービスが導入されてしまう可能性が高い携帯の方からは、さらなる制限がかかるというのは論理的にはおかしい訳だけれど、まぁ青少年の健全育成という意味ではパソコン利用よりも携帯の利用が圧倒的に多いのだろうからこういう事になるのだろうね。

 論理的な問題よりは現実的な対処という事なんだろう。

 実に、めんどくさい話だし、物語を書く人としては”???”だとか”!!!”だとか思う訳だが、40代の親父よりも、若いピチピチしたギャルやボーイ達の方が、顧客として取り込むには価値があると判断されても仕方ない気はする(笑)


 一応、アメーバ利用規約によると

第12条(禁止事項)
(3)公序良俗に反する行為


という項目があり、さらに

(11)その他、弊社が不適切と判断する行為

と書かれている。また、利用規約とは別にガイドラインの記載を見てみると

3.禁止事項
(7) 著しく性欲を興奮させたり、刺激したりする内容・動画・画像(イラストや絵画等も含
む)の掲載


という記載がある。

 公序良俗について言えば”国家社会の秩序と善良の風俗。社会の普遍的道徳観”という事になるらしいのだが、この”善良の風俗”ってのもちょっと意味不明ではある。ついでに言えば、道徳なんてのは本来時代とともに変化するものであるから普遍的なものなんてぇのはあるのかな?ぐらいの勢いだったりするけど。

 まぁ、このエントリーがすでに規約の禁止事項”(7)サービスの信用を失墜、毀損させる行為”に抵触している可能性も否定は出来ないけれど。


 今のところ、私の書いたものについて、モバイルからは閲覧できないよ的な連絡を受けた事はないんだけれどもね。
 ちなみに、オンラインヘルプの中の”良くある質問”では”アダルトコンテンツを含むブログの作成は可能ですか?”という項目で

アメーバブログでは、アダルトコンテンツを含むブログの設置をお断りしています。詳しくは利用規約およびガイドラインをご覧ください。

なんて書いてあるんだけれど、小説ジャンルのベスト10の中の半数以上は官能小説をうたったブログだったりするのはどういう事だ? (笑)




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