皆さま お疲れさまです


 起床したら雨降り… 久々の 雨の日曜日の朝となっていました 現在10時30分過ぎですが かなり明るくなってきて 現在は 雨も止んでいるようです しかし 天気は下り坂のようで 明日 月曜日は 雨の愚図ついた天気となる予報になっています ↑ の写真は 1㌔ほど離れた 地元の公園です 先週の水曜日の休日に撮りました 先々週 サクラの開花宣言が出され 先週のこの時点では 7分咲きくらいでしょうか… それでも 日当たりに拠って違うのか 殆ど咲いていない木も まだ 沢山ありました 開花宣言が出されても パーっと晴れた お花見日和の天気には 中々なってくれません 東京では 満開宣言も出され 明日の雨が 花散らしの雨となってしまうのでしょうか?…



 先週のNet のニュース記事で ”アメリカの カルフォルニア州で 最低賃金を 時給15$に引き上げる事を 州議会が承認した” というニュースを眼にしました また ニューヨーク州でも 2018年末まで 同様に引き上げる措置を 義議会側と合意に達したようです ”最低賃金” 非正規雇用者の賃金水準の目安となるモノですが 日本の 平均的な最低賃金の 倍となる額となります

今や 経済・生活水準における ”格差” の問題は 日本だけではありません 欧州の先進国や米国では 貧困層が 大規模なデモやストライキを起こしている動きが盛んになっています 日本の弱者の若者のように 「こういった貧しく苦しい生活は 当たり前の事なんだ…」 と勘違いするような観念とは違った思想の動きだと思っています そういった事は その国の文化や 政治・社会システムに関する 幼少期からの教育の違いもあると思っていますが こういう事を論じてしまうと長くなってしまうので 置いておきますが 私がいつも このブログで書いているように 特に日本では 最低賃金の額を上げようが ”若年層の貧困者に 1時的な補助金を扶余する” という 政治の上での 愚策を考えようが 労働人口の40%を超えてしまうまでになってしまった この国では 非正規雇用自体の ”雇用形態” を 考えていかなかったら 格差や貧困 如いては 少子化に拠る人口減・国力衰退は避けられないと思っています その良い例に 日本車のトップメーカーの 分社化された九州の会社では ”期間従業員を 正規雇用に引き上げる措置をとったら 結婚する若者が増えてきた” というニュースも眼にしました 「今までは生活や収入が不安定で 結婚も考えられませんでしたが 正規雇用に引き上げで安定するため 安心して彼女を迎える事ができます」 この施策の恩恵に与る事ができた 若者の言葉が この国の現状を物語っています しかし 自動車メーカーでみられる ”期間従業員” で働いている者は なにも若者だけとは限りません 結婚もできない中年層や 壮年層も 沢山働いています そういった年齢層の期間従業員や 非正規雇用者はどうなのか? このニュースでは そこまで掘り下げていませんでしたが 現況の経済・産業システムで考えていけば ”正規雇用に引き上げは これから長く戦力となる事が見込まれる若年層のみ” という事は充分考えられます


 アルコール問題の上から考えてみても アルコール依存症に陥る方は ドラッグや覚せい剤等の薬物依存症とは違い ”比較的に多い飲酒量を 毎日のように繰り返してきても この病気に陥るまでは キチンと働いてきた” という方が多いんです 「なぜ 薬物依存症者と違うの?」 という疑問は 次のチャンスに廻すとして ”アルコール依存症者の回復率は 100人に1人” 決して多くはないのですが それでも この病気に陥っても 「普通の生活に回復したい!」 と切に願っている方はおります しかし 中・壮年時に この病気に罹患し 病気のお蔭で 今までの雇用を切られてしまう方が殆どです 「自分が撒いたタネ」 と言われてしまえばそれまでですが 現在の雇用環境では この年齢層が 再び雇用の中に組み込まれようとしたら 非正規雇用者の道しか残されていないといっても過言ではありません 「長寿化の時代 この先未だ 30年も40年も残されているのに 低賃金に甘んじる生活が 続くのか…」 行く末を単純にパっと考えても こんな想いしか出てこなくて 先が見えず これでは 「酒も飲めず そんな生活に没入していくなら 思い切り酒を飲んで 短い人生にしてしまった方がラク…」 こういった思考に陥ってしまうのも 理解できないワケではない… という事になってしまいます また アルコールは断てても こういった雇用環境から 生活保護等の福祉から自立する事が怖く 本当の意味での社会復帰が難しくなってしまうのが現状となっています…

上記の事は 私とて同じです しかし ”回復の道” は断念するワケにはいきません 未来・運命は 自身で切り開いていかなければなりません


 この4月に新たなスタートを切る方は沢山居られると思います そんな方たちにも…

以前に 「依存症の道から外れるには フツ~の家庭に産まれ フツ~に育ち フツ~に勉強し フツ~に大学を卒業し フツ~に社会に出て行く事が 1番良い」 みたいな事を書きました しかし ”フツ~に大学を出ても フツ~の会社の正規雇用に 必ず就けるとは 限らない時代” ですから こういった理念は 通用しない 中々できる事ではない時代でしょうね… まぁ このような人生・思考は 受動的でもあるし ある意味 他力本願的にも見えてしまいます これからの時代は 先週のブログのように 「自分はどうしたいのか?どうあるべきか?どう生きれば良いのか?」 という人生の理念が 増々大切になっていく時代だと 思っています  気持ちの上で 能動的で攻撃的な アグレッシブなスピリットが 未来を切り開き 生きて行く上での真価を問われる時代になっていくと 私は思っています




  PS

 ↑の写真は 先週(水) の 東京小平市の 小金井公園 茅葺屋根の建物は 公園内にある 「江戸東京たてもの園」 のモノです 私は現在 東京 東久留米市の在住ですが 半世紀前のこの地も こんな建物も 東京でも見られました 稲城市の勤務先に向かうのも 最近は 是政橋を渡る時もありますが 是政を渡った向こうは稲城の丘 東京でも 多摩川の向こう岸ですから 地理学的に言って 武蔵丘陵になるのかはわかりませんが 丘を切り開き 道を造り 旧住宅公団が造った団地を抜けていきます 丘というか 山の中に建っているようで 武蔵野の面影が残り 家の中から こんな緑が見えたら 癒されるだろうな…」 なんて事を考えながらバイクで走っています 私の住んでいる所も 稲城も 昭和初期では 何にもなくて 東京でも ホントのド田舎だったのでしょうね…(笑)