皆さま お疲れさまです


 ホントに良い季節…春が巡ってきました 街に出れば あちらこちらに満開のサクラを眼にする事ができますし 木々にも色々な花が色づいて眼にも鮮やかです 就労場所でも 広い畑の間の雑木林 その中の満開のサクラは林に色を付けるようで スバラシイ絵画のようにもなります こういう景色を観た時に 感動とまでは いわないまでも 「キレイだなぁ…」 とうい感情が 素直に出てこない時は 心の奥が 「要注意」 の時だと思います 景色だけでなく 色々な事象に出会った時 感情…喜怒哀楽を感じられるよう 生きて行きたいモノです


 アルコール依存症から回復に至るまでの方は 右記のフリースペースでの解説にもあるように 「100人に1人」 と言われています アルコール依存症は 「心・愛の病」 と言われ 長年に渡る飲酒歴も然る事ながら 「なぜ そこに至る程まで 飲酒に依存して来たか…?」 という事を解明する前に 先ずは 「今後の飲酒は自身を潰す…」という事を踏まえ 「依存するような生き方自体が間違っていた…」 という事に気付かなければなりません そこに至るまでの 飲酒に拠る 交通事故・犯罪・暴力等 関ってきた内容は人夫々で 回復に至るまでの道程も人夫々になります 負わせた・負ったキズも深く 心を変化させていく事も 中には中々進まず…という方も多数おられます 実社会に 改めて復帰していく事の中でも 就労経験が 長い方・短い方 中にはまるでない…という方もおられます しかし 依存症者は全てといってよい程 間違いなく成人に達しているワケですから 社会復帰していく事も自力で行っていかなければなりません


 今は 旅立ちの季節…もう既に社会に船出した若い方も多数おられる事と思っています 依存症者に限らず どんな方でも 生活・仕事上で 新たに何かを始めたり 移動で新天地という方もおられるでしょう 何かと不安が付き纏い 余計な心配や 要らぬ悩みも抱える方も多数かと思っています そういう時には 必ず立ちはだかるカベのようなモノを感じる事でしょう でも カベを乗り越えない事には 先に進む事はできません でも 必ず乗り越える事ができます 人間には それだけのパワーと勇気を 誰もが心の奥底に秘めています そのチカラを引き出す事ができるか・できないか…は全て自身の生き方・捉え方です 依存症者にしても 同じ事…依存症者は お酒で全てを失い 生活保護等 福祉を受け生計を立てている方は多数です お酒で身体を壊し働けなくなった…という方は別としても 福祉のぬるま湯に 何時までも浸かっている事では 例えお酒が止まっていても 「真の回復」 とは言えないと 私は思っています 身体も回復し働ける身体があったら 何れかは福祉から抜け 自身で生計を立てる事をポリシーとしていく…が この国で生まれた成人の ごく自然な姿…また それ位の気概・闘志で 回復に至って欲しい…モノです 「乗り越えられないカベはない…」 それは 依存症者とて 同じ事 「変わり続ける事」 が 「真の回復」 に繋がっていく…と私は思っています