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頑張れば成果が出る!
努力すればいいじゃないか!
なんて、もっともらしく聞こえる言葉。もちろん、それはそれで正しいのです。
正しいのですが、頑張れば成果が出るというわけでは必ずしも無い、のもまた事実。
やれることをすべてやった。
できることは全部こなした。
納得いくまで突き詰めた。
しかし、成果が出るとも言えません。というより、成果が出ないのが普通です。
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なんで!?かというと、成果は自分一人で出せるものではないからです。すべてが自分一人のコントロール化にあるわけではないのです。
仕事していると、ときにお客さんから情報提供を受けなければならないときがあります。それは技術情報であったり、関係者間の利害であったり、隣接する工事の進捗であったり、地権者の想いだったり・・・・・、と様々。
お客さんだけではなく、関係する方々は多岐にわたり、それらの方々からも情報や資料の提供を受ける必要がある、なんてこともあります。
それらをすべて、あるいは一部を提供してもらうことで、仕事が進む、プロジェクトの進捗が見られる、成果が出る、となるわけです。
ところが、ときに必要な情報を受け取れないことがあるわけです。お客さんが意地悪してくることがあるし、関係者から信頼されていないことだってあるし、関係するプロジェクトが著しく遅れてこちらの仕事に取りかかれないこともある。
つまり、携わる人たちだけではどうにもならないことがあるんです。
そこに、地震や豪雨、あるいはハッキングのような災害や事故が発生したら、もう修羅場です。
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とはいっても、一生懸命働いていれば、成果は欲しいもの。成果を出したいもの。
しかし、現実はその逆に、「ここまでやってるのに、なんで成果を出せないんだ?」となること、一度や二度ではありません。
そんなものなのです、成果とは。
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成果って、当たり前に出るものではないんです。出ることが普通ではなく、出ないことが普通です。
少なくとも、私はそう捉えていまして、そのおかげでここまで生き延びてこれたとも言えます。
常日頃出せるわけではなく、成果を出せることが普通ではない。
成果を出せないことが、普通なのです。
だから、お客さんは専門家に依頼してくるのです。
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