映画:ダークナイト ライジング(THE DARK KNIGHT RISES) | 気まぐれ戦隊・徒然ンジャー改☆オ~ソレ観ぃヨ☆

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某市小学校教師の、映画大好き気まぐれヒーロー物語

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満足度:★★★★★

as face when I watched?
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How much can I pay?:4,500円

RT's SCORE:87%(9月14日付)
(レビュー満足率:246人/284人)



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【一人ひとりのキャラが重い傑作の最終章】


今年の目玉映画の一つ、バットマンシリーズの最終章をようやく観てきた。
月曜日に観に行ったのだが、映写機の断続的な不調で話に身が入らずリベンジ決行を決意。
そして昨日再度観に行ったのだが、またもや映写機の不調に見舞われる…。
でもこの2回の鑑賞で補い合えたので、ようやくこうして書ける。

さて、前作「ダークナイト」の衝撃からの最終章。
前作の悪役ジョーカーのキャラが濃すぎた分、ハードルがかなり上がっていたはず。
また前作でジョーカー並みの悪の魅力を出してくれたデント=トゥーフェイスを早々に死なせてしまって、最終章はどうなるんだと不安があった。
しかし、前作でその二人が一身に背負っていたキャラの濃さを、今作は複数の脇役に分散させたことで、そのハードルを見事にクリアしていると思える。
前作デントの死を今作の物語で生かしているので、ちゃんと意味あるものだったのだと納得。
そしてそれ以上に、どのキャラも濃厚で魅力的。
誰かでスピンオフ映画を作ってもいいほど、ちゃんと脇が引き立っている。
今回の悪役ベインや、新キャラキャットウーマンだけでない。
2時間46分の時間の中で、あるキャラにも成長ともいえる変化を。
あるキャラには観客の予想を裏切る変化を描いている。
キャラを上手に動かすノーラン監督は、やっぱりスゴイ。
ジョーカーという悪役が生み出した前作のように心をエグられるようなテーマはなくても、このキャラの濃さで物語の重さを補っているので全然大丈夫。
そして最後も、ノーラン監督らしい終わらせ方、「インセプション」の時みたいに解釈が分かれるか。
いや一つ言えるのは、これで"ブルース・ウェインのバットマン伝説"は終わったことは間違いない。
さあ次回作はあるのか、期待していいかもしれない。





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<トレイラー>






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