結論から言いましょう。

支配しない支配者
「ロード」

安心安全で安くておいしいをモットーに

実家の小さなスーパーでは生き残れないと、巨大な流通グループを立ち上げる。

CGCは裏方。共同仕入れ、共同配送。
顧客は、加盟店であるスーパーのお客様。
個々を尊重し、FCにはならない。

ある程度のスケールメリットがないと食の安全は確保できない。
専門のスタッフを置いたり、検査を第三者機関に依頼する等々。

一例を挙げると、「鶏卵」
病気等のリスクは外部要因(他の鳥や雑菌など)から生まれることが多い。
それを無くすために外部と遮断し、安全な卵を作るための養鶏場は、最低100万羽以上必要だ。
そうすると、そこから90万個の卵が生産されるので、180/日 売れると言われている卵を捌ける店が500店舗必要になってくる。
各々の店舗も一定以上の規模が無ければ出来ない。

また、加盟店は、参加ではなく参画し、意見を商品開発や仕入れに反映。

そして、一見非効率に思える「会議」を150回/月(一回あたり4~5時間)開催。
しかし、代表はこれを辞めると「CGC」の良さが出ない。
あるいは、これしかない!と言い切る。

代表は全ての数値を把握し、あるいは加盟店にデータを与え、しかしFCのように縛ったり支配することを望まない、中小小売店の連合体、CGCの姿である。