ウィーン少年合唱団2015来日予定メンバー&プログラム(仮) | Boys be ambitious

Boys be ambitious

ボーイソプラノ=青春の輝き

おはようございます!

先ほどのラジオのシャペル少年合唱団、聞けた人は少ないでしょうね…。ぎりぎりすぎてすみません><;

まずは昨日もたくさんのコメント&メッセージありがとうございます!なかなかお返事が書けていない状況でありますが、さ、先に記事を・・・(´Д`;)すみません。。



来月からウィーン少年合唱団2015年来日公演のチケットが本格的に発売されますね☆

しかし来日するブルックナーコアのこと、それにまだコンサートに行ったことがない方はウィーン少年合唱団のこともなんとなくしか知らないかも!?

っということで、簡単に、僕なりにまとめてみようかと思います(o^^o)


【ウィーン少年合唱団とは】


1498年創設。500年以上の歴史を誇る。先日も書いたように、その元祖はヴィルテン少年合唱団。巨匠トスカニーニが彼らの歌声を評し「天使の歌声」と命名したことでも有名。


10歳から14歳までの団員約100名が皆アウガルテン宮殿で生活し、ハイドン・モーツァルト・シューベルト・ブルックナーという合唱団にゆかりのある作曲家の名前がグループ名として使われている。なお、シューベルトは元ウィーン少年合唱団の団員。ブルックナーはウィーン少の親戚と呼んでもいい(?)聖フロリアン少年合唱団の元団員である。

以前は声変わりしたら退団という厳しすぎるルールがあったが、今はない(しょっちゅうテレビ等で間違えて紹介されてますが)。60年代頃はウィーン出身しか入団できなかったが、今は国際色豊かになり日本人団員も数人在籍している。なお、もともとインスブルックのヴィルテンっ子から結成されているように、ウィーン出身限定というのは人材が豊富だった一時期のみと思われる。


彼らの仕事は大きく分けて2つ。1つは毎週行われる王宮礼拝堂のミサと、もう1つは海外ツアー。ほかにもウィーン少の専用劇場であるMuthでの公演など超多忙。まさにオーストリアの音楽大使、いや世界の音楽大使と言えよう。



こんなかんじでしょうか(;^_^A



来年の来日予定メンバーを紹介しましょう♪(名前が分かる子だけですが)

※)来日予定メンバーに変動があったため、2014年12月時点でのブルックナーコアのメンバーです

実際の予定メンバーはこちら↓







まずは指揮者・ピアニストのマノロ先生

若々しく、激しい指揮が特徴のようです(笑)




そしてトップソリストのフィリップ君


彼の名をこの世にしらしめたのは、2012年オーストラリアツアーのために録音されたCDの中の、この曲でしょう↓

「Omnes de Saba venient」

超高音部分を歌っているのはミチくんではなくフィリップ君。このときはまだ1年生でしょうか。


今年の春のBad Tolzでもまだバリバリに高音が出ております♪

ヨハン・シュトラウスⅡ「春の声」


ただ、今はもう4年生。来年の春までこの声がもつかどうかは誰にも分かりません。



さてどんどんいきます!


マクシム君。フィリップ君と同じくロシア出身。




クレメンス君




ミヒャエル君




スティーブ君




ローレンツ君。オペレッタ「イルカと少年」のソリストとしても選ばれ、ブルコア第2のソリストかもしれません。




エマニエル君




エリアス君




リアンダー君




目がかわいいマグヌス君




ラファエル君




同じくラファエル君(笑)




この子はまだトップソリストではないと思いますが、ニューアルバム「Gute Hirten」のジャケットに選ばれたり、




体験入学の主役にもなったり、今一番旬な子とも言えるでしょう(´∀`*)あ、この写真は全員ブルコアです。



この前も載せたけど、ラファエル君とマグヌス君のインタビューのある動画↓





この子、名前知ってたのに忘れてしまった;;Please tell meヽ(;▽;)ノ
<※追記※>フランシスコ君でした♪




エリアス君






リュウセイ君




ヴァレンティン君




以上、ブルコアはなぜか人数が少ないんですよね・・・。これから増えればまだいいんですが。。


こちらはシューベルコアと一緒の写真↓


左がフィリップ君です


最近は毎年日本公演を行ってくれますが、4つのコアがローテーションのため同じ団員にもう一度会えることはまずありません(;_;)←ここが非常に重要(※テストに出るよ)
昨年のマサヤ君は非常に珍しく、2回ウィーン少年として来日しましたね。


毎年来てくれてほとんどの団員には会えるというのはとてもありがたいこと。しかしいくらソリストを好きになっても、実際に会えるのはツアーの1ヶ月半の間のみ・・・。あとは海外に行くしかない。中には大人になって、歌手や楽器の奏者としてまた来日してくれる子もいますが、ウィーン少年合唱団を卒業しても音楽の道に進む人はわずか1~2割なのだそうです。
無論、そのころには声変わりをしていてかつての美声はもう出せない。


ボーイソプラノとは、青春の輝き。まるでサクラのごとく、一瞬で散るもの。


はっきり言って完全に好きになると、辛いだけかもしれませんね。。

ですが僕は聴き続けたい。今、限られた時間の中で精一杯に歌っている少年たちがいるのだ。



2015年に来日するブルックナーコアは、2011年に東日本大震災によって来日を見送られたコアです。僕は2012年からコンサートに行き始めたのでその頃はまだウィーン少のことはほとんど知りませんでしたが、払い戻しなど大変だったでしょうし悲しんだファンも多いでしょう。



こちらが来日できなかったときのチラシ…↓

いきものがかりの「ありがとう」を歌ってくれる予定でした。


そのときウィーン少年合唱団はウィーンにて、4組合同で日本のためにチャリティコンサートを行ってくれました。

[Wiener Sängerknaben / Vienna Boys Choir: nihon e no kakehashi - Eine Brücke nach Japan - Furusato]


あとこのCMは見たことある人も多いのでは?↓


「三井住友海上CM」

2012年のブルックナーコアなので、ほとんどの団員は卒業してしまいましたが…




お知り合いのヤッシーさんから教えていただいた来年の予定プログラムです↓↓↓
(ヤッシーさん、いつもありがとうございます!)

【Aプロ】軌跡~初来日へのオマージュ

サルヴェ・レジーナ(デュモン)
おお、運命の女神よ(オルフ:「カルミナ・ブラーナ」より)
天の女王(シューベルト)
ラウダーテ・ドミヌム
汝により守られ(以上モーツアルト)
主をほめたたえよ(メンデルスゾーン)
アヴェ・マリア(シューベルト)
ラシーヌ賛歌(フォーレ)
しもべらよ、ともに歌え(ヘルベック)
ガムラン(M.シェーファー)
羊飼いの女(オーストリア民謡)
野ばら(ウェルナー)
花婿(ブラームス:「12の歌とロマンス」より)
サンキュー・フォー・ザ・ミュージック(アバ)
「サウンド・オブ・ミュージック」より
ひとりぼっちの羊飼い/エーデルワイス(ロジャース)
水平のポルカ(ヨーゼフ・シュトラウス)
    ~ウィーン少年合唱団初披露!~
ウィーン気質/雷鳴と稲妻
美しき青きドナウ(以上J.シュトラウスⅡ)
ほか


おお、カルミナ・ブラーナや最近歌われていなかったウェルナーの「野ばら」もあります♪



【Bプロ】未来へ~日本への祈り~

「ピエ・カンツィオーネス」より<喜びたまえ>
サバの人々は来たる(アイブラー)
アヴェ・ヴェルム・コルプス(プーランク)
ピエ・イエズ(ロイド・ウェッバー)
アヴェ・マリア(モチニック)
神を喜びたたえよ/たたえまつれ(以上クラトホヴィル)
真夜中に(ブルックナー)
流浪の民(シューマン)
雪(エルガー)
ピンク・パンサー
私の空想の中では(モリコーネ)
ボラーレ(ドメニコ・モデューニョ)
猫の二重奏(ロッシーニ)
ヒール・ザ・ワールド(マイケル・ジャクソン)
ハッピー(ファレル・ウィリアムズ)
ウィーン、わが夢の街(ジーツィンスキー)
皇帝円舞曲
トリッチ・トラッチ・ポルカ(以上J.シュトラウスⅡ)
ほか

そして、
大好評につき、今回も歌います!! とのことで、
A、B共通
岡野貞一:ふるさと/菅野よう子:花は咲く



2番目のアイブラーの曲は先ほど動画で載せたOmnes~です!ぜひフィリップ君ソロでお願いしたい!「猫の二重奏」も面白そう~。誰がソロかな?



神奈川公演のパンフレットの情報だそうです。曲目はもっと増えるはず。全体的には知らないマイナーな曲が多い。それもまたいいのです。新たに素晴らしい曲に出会えるので♪

近年はポピュラー音楽が多くなっていましたが、来年は原点復帰の様子!そう、来年はウィーン少年合唱団、来日60周年なのであります!


ぜひ皆さんで応援しましょうヽ(*´∀`)ノ





ところで皆さんアドベントカレンダー見てますかね??もうたくさん更新されてますよー

[Adventkalender der Wiener Sängerknaben]




あとBSプレミアム「クラシック倶楽部」では2013年モーツァルトコアの来日公演が再放送ですからね、映る人はお見逃しなく!

☆クラシック倶楽部番組表☆

2014年12月16日朝6:00~




さ・ら・に


テルツのヤコブ君(左)は今年も魔笛の3人の童子を演じたんですね。テルツはこの時期、魔笛祭りです♪

ぱぴこさん情報によると来年5月のBad Tolzではなんとテルツとヴィルテンとチューリッヒが共演するって(´Д`;)さ、最強すぎる・・・

☆情報元☆
この3つはもう「知名度の低い超実力派・合唱団TOP3」でしょう!

ちなみに今年のBad Tolzはテルツと、アウグスブルグと、あとウィーン少のブルコアでしたからね!テルツも権力がついてきたんでしょう(´∀`*)


あと


パリ木は今年も韓国ツアーですか(><;)もう何年連続だろう・・・
そういえばパリ木の十字架合唱団、好きなソリストもいるのに全然動向を追っていませんでした(汗)ちゃんとFacebookもあるので、これからはチェックしていこうと思います♪

今韓国にはパリ木とボニプがいるはず…


おっとまた長くなってしまいました;;明日こそはブログ休もうかな(笑)