エルヴィスはプライベートではデニム系を殆ど着用しませんでした。
もともと作業着であるデニムに対して、幼いころ裕福ではなかったエルヴィスは愛着がわかなかったのでしょうか。
ジェームス・ディーンやマーロン・ブランドをヒーローとして見ていたエルヴィスがデニムを着用しないというのは不思議な気もします。
しかしながら、エルヴィスは主演した映画の中でデニムを着用しています
めちゃめちゃかっこいいんですよね。
普段も着ればよかったのに
まず最初に着用しているのは1957年主演映画の「Loving You」
リーバイスの2ndのGジャンを着用しています。
シャンブレーシャツを中に着込んで501を合わせています。
良い雰囲気ですね♪
このカッコで1932のマットブラックなデュースクーペを運転する姿はかっこよすぎました
続きまして1957年の「Jailhouse Rock」の中ではリーの101Jを着こんでいます
ワークパンツなのか、黒のゆったりめのパンツにブーツで合わせています。
最近の古着好きの間で流行っているワーク系のコーディネイトに通じるものがありますね
ちなみに今年の4月にふなこりんがメンフィスに行った時にグレースランドの"Sincerley Elvis Museum"には、このGジャンの現物が展示されていてメチャメチャ感動しました
欲しい~
さて時代は60年代に突入します。
1964年主演映画「Kissin' Cousin」でなんとリーのウエスターナーの上下に身を包みます。
カウボーイ達がブルーのデニムだけではなく、ちょっとこぎれいに行きたい時に着用するウエスターナー。
ふなこりんも大好きなアイテムです。
1965年発売のシングル「Tell Me Why」ではラングラーの12MJZ。
通称"チャンピオンジャケット"
当時の全米ロデオチャンピオンに贈られていたスペシャルな赤のモデルです。
ただ黒のパイピングが入っているものは余り見かけないのですが・・・謎です。
1968年にはウエスタンテイストな主演映画「Stay Away Joe」でリーバイスの3rdGジャンを着用。
色黒になったエルヴィスにデニムの青がよく似合いますねぇ
同作品でリーのカラーのGジャンを着用。
ちなみに1968年のエルヴィスを代表するステージ「1968カムバックスペシャル」
ここではバンドメンバーが揃えのリーのGジャン、パンツを着用。
その色が上の写真のモノと酷似しています。
さらにこの「1968カムバックスペシャル」でエルヴィスが着ていたGジャンタイプの革ジャンもリーに似ているデザインですよねぇ♪
良くこの時のレザージャケットと同じものが古着で出たという話を聞きますが、それは間違いです。
何故ならばこの革ジャンはエルヴィスの為に特注でデザイン、製作されたもので世に一着しかないものだからです。
デザイナーのビル・ビリューによってこの時の革ジャンはデザインされました。
1968年はデニムがアメリカ国内で盛り上がったいた為、そのスタイルを取り入れながらレザーでアレンジしたようです。
又、当時の革ジャンと徹底的に違うのは襟が立ち襟になっている所でしょう。
ビル・ビリューはナポレオン・フリークでした。
ハンサムなエルヴィスの顔をナポレオンカラーが引き立てると判断しデザインに取り入れたようです。
分かってる人ですよねぇ♪
エルヴィスとGジャン。私生活ではあまり関連しませんでしたが、エルヴィスのキャリアの中には深く関連したアイテムだったのではないでしょうか?
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