№736 インディ.ジョーンズ 最後の聖戦 | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№736 インディ.ジョーンズ 最後の聖戦

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 09年7月28日鑑賞。
09年215本目。


 これも、劇場鑑賞している。
おもしろいのは、「レイダース」から通しで
見ていくと、不死身で強運のインディという
キャラが、回を追うごとに成長していっている事。


 最初は一人の冒険者からスタートして、

2作目で一枚看板をはれるようになり、

さて、一枚看板になったインディが、一人に

戻ったところで、さらに物語はどん欲に

おもしろさを追求していった。その結果が

ダブル.ジョーンズということで、

父.ヘンリーの登場と相成ったわけだ。
名優ショーン.コネリーによって命を

吹き込まれたヘンリー.シニアは、インディに

負けるどころか、息子を完全に食ってしまう

こともしばしば。


 この二人の親子の「競争」が、物語に厚み

を加え、ただのドキドキハラハラものから、

さらにもう一つ上の高見に、このシリーズを

昇らせたのだ。


 常に冒険の中に身を置く息子と、既にある

程度達観してしまっている父との対比は、

見ていてとてもおもしろかったし、この二人を

持ってすれば、バランス的にも、聖杯や、

ナチの強力大軍団とも釣り合いがとれる。


 このバランス感覚が実にすばらしい。

画面的にも、例によって嫌みなほど

しつこく出てくる、虫、蛇に加えて、今度は

ネズミに、サイに、ライオンに....とまあ、

動物大行進の体をなしている。

これがCGじゃないってところがしつこいよう

だが、おもしろいのだ。

 何度も言うけど、これは「アナログ」

映画なのだ。


 相変わらず、どうやって撮ったんだ、

っていうシーンの連続。
多少、合成に難はあったが、はっきりいって、

あばたもえくぼ。どうでもいいこと。


 これをふまえた上で「クリスタル.スカル」が

どうなってしまったのか...
これ以上のネタはなかなか出てこないから、

3本で終わりだと思っていたのだけれど、

4本目を作った意味は何なのか?

 インディの行き着く先はどこなのか、

俄然、注目である。
明日が楽しみだ。