№620 百万円と苦虫女 | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№620 百万円と苦虫女

ペタしてね

 09年6月29日鑑賞。
09年182本目。


 いやー、これはよかったね。
とにかく主人公の佐藤鈴子のなんというか、
おとなしくしてさえいれば、巻き込まれなくて
すむという発想がすてきだ。

できることなら、こういう生活をして

みたいくらいだ。

 また、蒼井優が似合うんだ、こういう役...
髪の毛ばさばさで、小声でなに言っている

のかわかんない、存在感の薄そうな女。
サイコーですね^^


 物語は、ひょんなことからルームシェア

リングすることになった鈴子が、誘ってきた

同僚の女の子にドタキャンされてしまい、

その子の元.カレと一緒に住む羽目になり、

そいつに、たまたまひきとった子猫を殺されて

激怒した鈴子が、男の荷物を全部捨てたら、

刑事訴訟されていきなり牢獄行きという

ヘビーなスタートで幕を開ける。


 それからは、100万円ためては、

自分のことを知らない街に行き、

また100万円たまったら次の街に行く...

という放浪生活を繰り返す....


 最初は仲の悪かった弟と手紙のやりとりを

していくうちに、心が近付きあっていくという

のも秀逸だけど、なんというか、近すぎても

ダメ、遠すぎてもダメな人間関係の距離の

取り方がへたくそな鈴子には大いに

共感してしまう。


 まさに「たどりついたらいつも雨降り」

である(主題歌は違うけど、これはこれで

名曲!)。距離が近ければ近いほど、

いえなくなってしまうこともあったり、

一緒にいたら逆にいえなくなったり…

本当、人間関係って難しい。
何が幸せなのかな…とも考えさせられて

しまう。


 オチは、もうこれしかないでしょうという

感じなんだけど、これは決して意地悪

じゃなくて、結局鈴子が放浪を繰り返して

しまうのか、それとも音音の手紙に当てた

ように、地に足をつけられるのか…
その答えは、見ている側に投げかけた

終わり方なんだけど、それが好きだ。


 やはり安易に答えの出る映画は…

少なくともこの映画にそういうラストは

必要ないと思った。

いや、お見事でした。



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