№590 わたしをスキーに連れてって | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№590 わたしをスキーに連れてって

ペタしてね

 09年6月21日鑑賞。
09年183本目。

 いやー、まさかこの映画をみる
日がこようとは...
いかにホイチョイプロとはいえ、
いかに元.スピリッツ読者であったと

しても、この映画だけはみることは

あるまいと思っていた。


....やられました。
スキー嫌いで、時代の流行に乗った

恋愛モノという概念は覆されなかったけど、

それ以上のモノがこの映画にはたくさんあった。

 なにより脚本家.一色伸行の実力を

完全に侮っていた。あれだけ好きな

「宇宙船サジタリウス」の脚本を担当して

いた一色さんなのだ。つまんないものを

書くはずがないのだ。そしてそれは

大当たりだった。


 フジテレビ、スキー、恋愛、ファッション、

若者の嗜好の最先端...すべてが一見、

軽佻浮薄に見えるモノを見事に作品に

してしまった。しかも22年たった今見ても

通用する映画に。


 そりゃ、もう古くなっているところはずいぶんある。
あくまで「当時の最先端」なんだから、

それは仕方ない。だから見ようという気に

なったのもある。そして公開された87年というと、

ちょうど私は入社したての新入社員だった。

登場人物の設定年齢は、私よりどうも4~5

歳上で、バリバリ最先端で仕事をこなして

いた、当時のサラリーマン。

金も余裕もあって、遊びも楽しんでいた

世代の人たちなのだ。これはそういう人

たちの映画だったのだ。


 だから車も微妙に古い。リトクタブル

ヘッドライトが流行っていた頃だから、

のっている車が全部それ(セリカとターセル)。

私らより1世代前のクルマたちなのだ。


 いろいろ言ってきたけど、なぜこれが

今でも通用するのか?
それはやはり前半のでれでれした展開と、

後半のスピーディーな展開とのメリハリが

抜群にきいていること。

とにかく飽きさせないようにいろんな趣向

を詰め込んでいるのだ。


 そして、原田知世さんの永遠性。
当時はまさか、このような年の取り方を

なさるとは想像だにしていなかったが、

はっきり言って設定を現代に置き換えても、

原田知世さんなら主演で通じるぞ!

と言うこと。この人の存在自体が、

この映画を普遍のモノにしてしまっている

のだ。まるで時が止まったかのように...

 これはとんでもないことである。

 しかし、こんなに嫌みのない恋愛映画

というのは、はじめて見た。
ふつーのようで、完全にフツーじゃない映画。

それがこの作品だったのだ。


恐れ入りました...

*御礼*


 いつもご来訪誠にありがとうございます。

昨日付のランキングでイラスト部門

46位、映画.テレビ部門91位と

ついにダブルで二桁台にいかせて

いただきました。本当に本当に

ありがとうございました。


 まさか、ここまでくることが

できようとは...思っていませんでした。

いや、いけるといいなあとは

思っていましたよ。しかし...

現実になってみると、これは結構

責任重大です。今後ともよりいっそう

励んで参りますので、よろしくお願いします。





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