№536 ターミネーター2

　０９年６月１４日鑑賞。
０９年１７８本目。

　今朝は、三沢光晴さんの訃報と共に
幕が開き、終始ダウナーで1日を終えた。
昨日もそうだったが、テレビ全然見ていない。
でも、このまま終わりたくないし、地上波とは
いえ「映画」なら別だろうと言うことで、
これを見た。

　幸か不幸か、ニュース速報みたいなモノも
入らず、集中して映画鑑賞できた。

　考えてみれば、ターミネーターのしつこさって、
スタミナ切れ知らずの三沢さんによく
似ていたような気がする。

　まあ、今回の敵は本当にそれ以上だった
けど。あの銃弾が撃たれて、陥没するシーンは
いろんなところでまねされていた。

　それがしょぼければ、しょぼいほど笑えた
モノだったが、本物がそれでは困る。
いちばん危惧していたのは、そこだった。

　でも、当時としては破格のCGの使い方と、
演出方法で、今見ても十分な作りになっていた。

　特にサラ．コナーの生きざまは、
梶芽衣子版「修羅雪姫」を彷彿とさせるモノ
があり、感動した（まあ、修羅雪の方がもっと
壮絶だけど．．．）。

　それにしても、キャメロン監督はやはり
すごいとしか言いようがない。
どうしてこのシリーズ、見なかったのか．．．、
どうしてこの監督作品をスルーしていた
のか．．．確かに「タイタニック」は私に
とってはアンタッチャブルな映画では
あったけど、もったいないことしていた
なあ．．．と思わずにはいられなかった。

　前作に比べ、特に優れていたのは、
しつこさと、シュワちゃんの哀愁ある演技。
これはぐっと来たねー。単なる筋肉俳優
ではなかったことがわかったのも収穫だった。
「漢」の先輩として、ジョンのよき先生にも
なっていたところが、すばらしい。
にくい演出である。

　未見の「４」をのぞけば、シリーズ中
いちばんの出来ではないか、と思う。
そのくらいすばらしかった。でも「３」って
結局「２」でやってきたことがすべて
リセットされていて、しかも続編のための
続編になっていたから、「２」を見てしまった後
では、やや物足りなさが出てきてしまった。
作った順に見るのが筋だろうけど、
今回は放送順に見て正解だったと思う。

　で、次の目標はエイリアン。
これも先だって「２」の放送がしつこいくらい
やっていたのに、スルーしてしまった。
どうしても「１」が見たかったからだが、
今回の放送は「１」と「４」だけ。
完全放送は以前WOWOWがやっちゃったし．．．

明日見るかどうかはわかんないけど＾＾

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