№527 ディスタービア

　０９年６月3日鑑賞。
０９年１６５本目。

　いや、とんでもないモノをみて

しまった！！
間違いなく、今年私が見た洋画

では、ベストワンだろう。

　「ダーウィン．アワード」がこんなにあっさり

「抜かされる」なんて、昨日まで想像も

していなかった。本当は、ＢＳで韓流

「必殺」をやっていたので、みたかった

のだが、こっちにしてよかった！！！

　見る側のタイミングとセレクト、そして

たまたま空いていたこの時間、すべてが

どんぴしゃと「はまった」映画だった。
　　こんな奇跡みたいな事はそうはない。

　とにかくすごい、サイコホラーだった。
「狼少年」の自宅監禁者の少年と、

隣に住む「善良な」紳士。
世間的な目から見た誤解をこれでもかと

いうくらいに、観客に見せつけて、じらして

いく演出は最高の一言！！

　９０分近くまで、誰が悪くて、誰が悪くなる

のかわかんなくなるくらいどきどきモノだった。

でも個人的に犯人はだいたい目星は

ついていたけど＾＾はっきりいってどうでも

よくなった。それでも、瞬きする間を

与えなかったことは賞賛に値する。

　いや、最初は「裏窓」のリスペクト映画

かと思っていたが、とんでもない。
主人公が動けない分を、友人たちを使って、

大胆に視点を広げたことは、明らかに

この映画のオリジナルだ。

　後、徹底的なじらし。「わかってて

やってんのか？」と思うくらいに、

計算し尽くされている。

　そして、隣に引っ越してきたかわいこ

ちゃんの着替えやビキニ姿をのぞき放題

の上に、彼女と出来てしまうんだから、

どこが「監禁」なんだ、と思ってしまう。

はっきりいって「ありえない」ところも

山ほどあるのに、それすら織り込み

済みで見せられてしまっては、

「参りました」としか言いようがない。

　ある意味では「彼女」の方がよっぽど

「おかしい」のだけど、キャスティングが

絶妙で、またこれが許せちゃう＾＾
ずるいよなあ．．．これ。

　役者陣はみんな知らないと思って

いたけど、主人公の少年だけは

どっかで見たなあ．．．と思っていたら、

「トランスフォーマー」に出ていた

シャイア．ラブーフだった。

あ、どうりで、ね。

　ヒロインはハリウッド版「呪怨」に出て

いたサラ．ローマー。彼女は覚えて

おいた方がいいですね。この二人には

将来性も含めて高い評価が出来ると思う。

シャイアは、またこの作品のＤ．Ｊ．

カルーソー監督と再びタッグを組んだり、

スピルバーグからも高く買われている

そうだし。
　サラはとにかくナイスボディーで、

かわいい。そして演技も良くできている。

若い役者陣をベテランが支えているのも

すばらしい。特にミスター．ターナー役の

デビット．モースの紳士づらと来たら．．．

もうすごいとしか言いようがない。

　そしてその異常さを、ほんの少しだけ

小出しにしているのがまたいい。

絶妙なバランスだ！！

　評を読むと「デート．ムービー」向きと

あったが、こんなもの他人と一緒に

見せるのは、もったいない。

　絶対一人で見た方が、特に男目線が

多いので、盛り上がれると思う。

　いや、しかし、この２日間「ツキがない」と

思っていたけど、「映画運」に関しては、

最高潮だった！！

　全米興業で、著名な映画を抜いて

三週連続№１になったそうだが、

まあそういう「宣伝文句」は良く聞きはする。

でもこの映画に関しては「ガチ」だと思う。
そう言いきっても問題ないと思う。

　あー、これは本当に良かった。
皆さん、おすすめですよ。

絶対損はさせませんから、ホラーが

苦手な人でもとにかく見てください。

心理的サスペンスの要素が強いので、

「怖い」の質が違います。

　必見！！！！！！！


*追伸*

　なんと拙ブログ、アメブロに来て以来
初の４００ペタ越えを達成しました。凄すぎです。

皆さんよくぞ集まってくださいました。

本当に感謝しています。

本当に本当にありがとうございます。

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