№216 八月の狂詩曲(ラプソディー) | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№216 八月の狂詩曲(ラプソディー)

ペタしてね


 09年3月15日鑑賞。
09年78本目。

 夏休みに長崎のおばあちゃん宅に
集まった4人の孫たちが、祖母の兄に当たる人から
「死ぬ前に一度でいいからあいたい」という
ハワイからの手紙を見て、是非祖母と一緒に
ハワイへ行こうとする。

 しかしかたくなに祖母は拒む。その理由は...

 はじめは脳天気にスタートするこの映画も、
時が進むにつれてその全貌が浮き彫りになっていく。
まだ終わっていない戦後。
原爆を通して知るアメリカへの思い。
祖母の思いが明らかになるにつれて、
戦争を知らない子供たちは重い現実を知ることになる。

 リチャード.ギアがおばあさんの甥として登場するが、
ステレオタイプのアメリカ人ではなく、おそらく黒沢さんが
思い描いたアメリカ人像がそこに投影されている
ようなきがしてならなかった。

 映画で原爆と言えば広島を描くことが多いのだが、
長崎にもまた物語があるのだ。

 街に戦争の痕跡がほとんどないだけに、余計に
「過去」の事のように感じるが、
戦争に遭われた方には今も続く「現実」でしかない。
それを人種の違う甥と叔母がどう乗り越えていくのか...


 映画はその姿をも淡々と追っていく。

 お仕着せのメッセージ性はない。
ただ、この作品に入り込んでいくことで
孫たちと共に考えていくことが出来る。

 そういう映画だと思う。


 おはようございます。
今日はいよいよ衆議院選挙の投票日ですね。
これからいかれる方も多いでしょう。
是非、みなさん、「有権者の責任」として
一票を投じましょう。あなたの一票がひとつの家庭の
職を奪う事だってあるんですから。本当ですよ。
安易なマニュフェストに乗っては、絶対ダメです!!

 実は選挙をこの後の記事で扱っててみようと思って、
います。是非、この後の記事にもご期待ください^^




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 笑い飛ばせるような状況じゃないんで、
今回はまじめネタになりますが....