№75 高校時代の便せん | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№75 高校時代の便せん

便せん.1 ペタしてね

便せん.2


文通...
今みたいにメールやブログが当たり前になる前は、
死ぬほど手紙を書いていた。
 今でもその頃の手紙の山は捨てずに残っているのだが、
丁度同時期に、プロレスの文章投稿をはじめたこともあって、
文章を書きまくっていた。最高に楽しかった。

 でも最初からそんなに楽しかったわけではない。
19の頃、私ははじめて文章投稿した。
内容は当時放送されていた「ロボットアニメ」で
少年とロボットとの友情が芽生えるシーン。
私は正直言って、一般的に「名シーン」といわれた
この場面に疑問を持った。

 それを私は拙い文章にしたためて、投函したのだが、
なんとこれが初採用。
ところが、その翌月から私に対するバッシング
投稿欄で始まったのだ。
 それはネットのない時代での「炎上」だった。
いや、そんな生やさしいものではない。
全国の見知らぬ人たちから突きつけられた
「活字」による自己否定の嵐...
これは「恐怖」以外の何者でもなかった。

 もともと私は人間嫌いであった。
人間関係との関わり方に対しても疑問を
抱くことが多かった。なのに、ロボットと人間の間に
簡単に友情関係が生まれ得るのか??

 ただ、それを書いていただけなのに....

 投稿のすべてが私に対しての「全否定」だった。
投稿欄の編集者(今も結構有名人としてご活躍中である)
もそうだったし、何よりカット描いていらしたイラストレーター
の方に「思い上がり」だとまでいわれてしまった。

 これはかなりショックだった。
正直「自殺」まで考えたのは、あのときが
最初で最後である。
 
 あわてて「謝罪文」をしたためて、投函した。
それは幸運にも採用され、自分の意見を撤回した
私は「勇気ある人間」だと書かれた。
ほっとした...

 だが、のどに刺さったとげはとれなかった。
「疑問」は疑問のまま解決していない。
何より、自ら多勢に屈してまで頭を下げた事が
果たして「勇気」だったのか?

 こうしてますます人間嫌いになった私は、
「このままではいけない」と、資質もないのに
180度違う営業の世界に飛び込んで
そこから18年、客商売をやって...
現在はこのなれの果てである。

 話がそれた。

そんな私がなぜ文章をまた書く気になったのか...
そこまで辿り着くのには、10年かかった。

 内容が「プロレス」だったからかもしれない。
色んな見方が許されるプロレスは、私にとっては
魅力的な題材であった。

 投稿常連会に入り、文章を書きまくった。
そこで出来た友達と、文通を繰り返した。
営業やっていて、いそがしい中を縫って、
今以上の文章量を書きまくっていた。

 とても楽しかった。
やっと10年前の呪縛から逃れられたのだ。

 さて、冒頭に紹介したものは、そんなことになるとは
つゆ知らず、お気楽高校生をやっていた頃作ったものである。
少ない仲間と、金出し合って作り、文化祭で売ろうとしたものである。

 まあ、若さって怖いもの知らずである^^

当然こんなものが売れるはずもなく、在庫の山を
抱えたまま、20数年後...

 ひょんなことから、ネットで知り合った人と
「文通」を再開させることになった。
すでにブログにはまっていた私は
このことで、自分の文字で手紙を書く楽しさを
思い出すことが出来た。

 結局、巡りめぐって辿り着いたのは、
一番最初にはじめた、
手書きの文章を書くことだったのだ。







P.S

 タイトルスキン変えたんですけど、誰も指摘してくれない...^^
淋しいです....


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