№27 シネプレックス小倉「観戦記」 | 回転!揺りイス固め(プロレス=元気!=生命力イラストレーター.モンスターAMのネタログ)

№27 シネプレックス小倉「観戦記」

 なぜ「鑑賞記」ではないのかというと...
まあ、読めばわかります。

 まだ体が半分治りきっていない段階で
螺厳編の上映を知って、あわてて前売りを買いに行くも、
エヴァしかなくて、しょうがなしに、7.5「ハッスル」
と「エヴァ破」だけ購入。

 もう一度HPできちんと時間を確認して、割引券も
プリントアウトして、一回目の「12時20分」の
時間に間に合うように
1時間半前に下関を出発。

 昨日までの雨天と違い、陽気に恵まれて、
久々の下関脱出。2週間前だったら絶対アウト
だったのに、よくぞ持ちかえした、えらいぞ、自分!!!^^

 だが、しかーし...
到着してみれば、グレンラガンのポスターの横には
一回上映.16時25分からとある。

16時25分ーーーーーーーーッッッッッ!!!!!!!

 頭がくらくらしてきた。
でも....

「お、こんな時に限って、前売りをいつも持ち歩いている
じゃないか...」

 だが、財布の中には「ハッスル」しかない...
「エヴァは?エヴァはーーーーーーーーーー???」

 なんとエヴァだけ置き忘れていたのである
なんか暇をつぶさないと。5日で最終回の螺厳編。
見るんなら、今日しかないのだ。

 やむを得まい。
見たかった「レスラー」を見よう...と、
ポスターを見たら、レイトショー一回限り...

 ふざけとんのか!!
螺厳編ともろかぶりじゃないかっ!!

 がっくりして呆然として、車にもどって、
一度外に出てしまった。無駄な100円払って...

 しかし、「ここであきらめちゃダメだ!!」
私の大グレン団の血がふたたび私を劇場に運ばせた。

 シネプレックスについてもう一度確認する。
...ない...ないのだ。時間をつぶせる映画が。
やはり「エヴァ」は「序」を見てからでないと、
見る気がしない。前売りも忘れてきたし...
とにかくこの時点でみもう一本鑑賞は決定した。
夕方までに家には帰れない。
その旨、電話しようとして...
ケータイももってきていなかった...情けない。

 やっと探し当てた公衆電話で、100円使って
連絡をした。ダメダメじゃん...

 なんて落ち込んでいる場合ではない。

 よーく見ると、「トランスフォーマー」と「T4」
が、なんとかあいてそう。でも予定開始時間に一番早そうな
「T4」でもあと50分くらいある。

 とりあえず、割引使って当日券を買いに窓口へ。
割引券を差し出すと「本日はメンズデーですので、
一本1000円です。」


って、ええーーーーーーーっっつ!!!!

 そんなの知らなかったぞ。

玄関口に小さい文字で、確かに各種サービスの中に
ちっちゃい文字で書いてあった。毎木がメンズデー
だと... でも上映前のシネプレックスのCMには
メンズデーなんて表示はなかったぞ。

 じやあ、エヴァの前売り買うんじゃなかった!!!
木曜なら通院も、カウンセリングもないから
一番いきやすいじゃないか!!!

 何か損したような得したような気分で
一度歩いて小倉の街を散策。コレットによって
画材を買う。そしてなにげに寄った週刊誌のコーナーで
裏側の雑誌を取ってみたら...
「週プロ」増刊号の三沢追悼号だった。
「買わない」と宣言していたものの、
やはり、写真を見てしまうと....買わざるを得なくなった。
「T4」がはじまるまでずっと車の中で読んでいた。
もう心の準備は出来ていたから...
でも一気に読んでしまった。黙祷...

 「T4」が終わっても、あと2時間ある。
サービス期限は5時間。微妙に足りない。
窓口に行くと、「一度駐車場から出られて、また入られたらいい
ですよ」ということなので、とりあえず、門司までもどって、
国道沿いの王将に入って、水分と食糧補給。

 クスリももってきていなかったので、この2時間の休憩は
幸いしたかもしれない。
ぼちぼちというところで、王将を後にして、ふたたび小倉へ。

 今度は迷いなく、ゆっくりとしたスピードで、
シネプレックスに。でもだいぶん時間があったので
先に買っていた「パンフ」(エヴァ破、T4、グレンラガン)
を読んで暇をつぶす。
「T4」は後でパンフ読んだ方が、よりわかると思った。
これで頭の中の整理は出来た。

 さて、いよいよ「本番」である。
会場に入ってみると、T4の上映館でも流れていた
エヴァのテーマ集が延々とかかっていた。
シネプレックスはしごしたことないので、「一押し」はこうやって
土足でよそのスクリーンに入ってくるのか...
と思うとなんか腹立った。

 でもこういう逆境で見るのがまた「グレンラガン」
らしいじゃないか。
一回上映と言うことで、20数人
(うち、セーラー服の子と20代のOLの二人の女子がいた。
なかなか漢魂のある子達だ。)
 T4が10人ちょっとだたから、とりあえず「勝った!!」

 「螺厳編」見終わって...
見終わる前から、泣き出して...
でも最後のシモンのアップですべてが救われた。

 本当にここまでムリしてきてよかった。

こうして私の長い長い1日がおわったのだった。.....

 時計を見ると9時半。映画館の中では瞬きする間も
与えられなかったから、こんなに1日が早く過ぎてしまうなんて
思いも寄らなかった...


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