ご訪問ありがとうございます!
横浜 キネシオロジー カウンセリング の澤です。
僕が確か20歳かそれぐらいだった時に、何気なく見ていたテレビ番組で興味深い討論がありました。
「今の若者について」というような内容でした。
その中で、いかにも堅物なご意見番が
「今の若者は、平気でそこらへんで座り込みけしからん!!」
「体力も根性もないのか!!」と話していました。
その意見に対して、とある専門家が
「いまの若者は、ファストフード、レトルト、冷凍食品、出来合いの惣菜ばかりを食べてる。」
「親が共働きで料理をする時間もない。」
「そりゃ元気に立っている力もないよ。野菜の栄養価も昔に比べると半分以下に減っている。」
「またゲームやテレビが普及し、外で遊ばなくなった。自然も減ったし、外でも遊べない環境になっている。」
「しかし、そのような社会にしてるのは、私たち大人だよ。」
「若者を責めるのではなく自分たちを見直すべきだ。」
と話されていました。
その話を聴いた時、理解のある大人がいるんだという温かく柔らかな気持ちを覚え、
そして、食と社会について、このような考え方があるんだと感心し、今でも風化せずに記憶に残り続けています。
先週、料理人の船越さんの講演会を聞きに行きました。
詳細はこちら。
笑いアリ、涙アリの講演でした。
その中でも感じたのが、玄米菜食を推進している船越さんですが、それが絶対ではないという思いが素晴らしいなと感じました。
アトピーの方やガン患者を、食を変えることで改善されてきたのに、それが必ずしも絶対ではないという姿勢です。
おそらく何千人、何万人単位の人を看ているのだと思います。
しかしそんなことよりも、もっと大きな視点で、食べることと生きることの大切さを説いていました。
・目の前の食材がどのような経緯でここにあるのか。
・どんなシチュエーションで食事を食べるのか。
・食材や作り手に感謝して食べることができているのか。
・食べるということは、命を頂いているということ。
・家族やパートナーを大切にしていますか?
栄養とか、産地とか、形とか、食材の陰性・陽性というのは二の次で、まずはそこをちゃんと考えようね。
という事をハッキリと断言していました。
また講演の中で、
薄暗い牛糞臭いジメジメした地下室で、自分の大嫌な人と一緒にムカムカしながら食べる玄米菜食と、
景観がよい温かな日差しの下で、楽しく大好きな家族で食べるマクドナルドの方が、よっぽど身体に良いと話されていました。
これは1つの極端な暗喩的な例で、批判の出るような言葉なのかも知れませんが、本質をついた言葉だなと感じました。
これを食べなさい、これは身体に悪いからだめ。
そんなことばかりを繰り返し、食べること、そして生きることの本質から離れていき、
食べ物そのものよりも、栄養や知識の置き換えとして食べ物を見てしまっているんだろうなと、、、
そんな人が多くいるんだろうなと感じました。
食べることは1つの命を頂くということ。
それを大切にしようね。
僕自身も知ってはいたけども、本当の意味で理解をしていなかったんだろうなと、改めて教えて頂いた気がします。
また、1食を適当に済ませるということは、1食分の命を適当に生きているようなものである、とも話していました。
1食1食の積み重ねが、自分の身体や自分の人生を作っている。
だから食べることは大切なんだよ。
という当たり前過ぎて、見えなくなっていること。
飽食時代の僕たちには、生きるために食べるという意識付けを、深い部分で意図してこなかったと思います。
講演の中ではあまり話されてませんが、書籍の中には、玄米菜食だけではなく、動物性タンパク摂取のことも書かれております。
徹底した玄米菜食の長期間の弟子入りの最終日に、師匠に魚介類と中華料理をたらふくご馳走になり、
「美味しい」と感じた下りは、善悪を超えた素敵な文章でした。
また食を通しての、地域の環境、世界の食料問題、地球環境保全のことを考えてらっしゃる大きな視野に、
偏狭で教義的でない、寛容な姿勢に共感させて頂きました。
とても素敵な講演でした。
それと同時に、自分が今までしてきた食や環境に対する矛盾点を、改めて見直すきっかけになりました。
ありがとうございます。
船越さんと2ショット
家でご飯を食べる時に、「頂きます、ありがとう」といつも以上に食材に一人つぶやいていると、
奥さんがフフフと、すぐに感化される僕を笑っていました。
その自分の行為を他人にも要求するのではなく、まずは一人で続けていこうと思います。笑
※追記※
玄米菜食に関して善悪の両意見があるかと思います。しかし船越さんは、そのような両意見を誰よりも充分に理解した上で、自分が関わった人の変化を通して1つの可能性を説いているのだと思います。 そして善悪の意見があるからこそ、善悪を超えた当たり前の食に対する姿勢が最も大切だと伝えていると思います。
玄米菜食に関して善悪の両意見があるかと思います。しかし船越さんは、そのような両意見を誰よりも充分に理解した上で、自分が関わった人の変化を通して1つの可能性を説いているのだと思います。 そして善悪の意見があるからこそ、善悪を超えた当たり前の食に対する姿勢が最も大切だと伝えていると思います。
最後までお付き合い下さり、ありがとうございました。
横浜 キネシオロジー カウンセリング澤でした。
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