琵琶湖疎水を歩く①蹴上篇。 | まーくのBitter & Sweetな日々。

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甘くほろ苦い日々を、熱く語ります。

さて、せっかく蹴上まで来たのだから、あそこら辺周辺も歩かなくっちゃ、

インクライン。

琵琶湖疎水を運航する船を、ここだけレールに乗せて、傾斜を上下する所なんだね、

こんな感じね。下を望んでみる、

なんか右端のおっちゃん、E味出してるな。

上に見えるのが下端の船溜まりね。

そして船、復元だけど。

また、道路を挟んだ向こう側には第2期発電所が、

新緑の蔦が絡まる様子がまた風情。

坂道を登ってみると、お気に入りの景色が、

疎水出口のトンネルと、右に見えるのが旧浄水場、

こちらのレンガ造りもまたオツ、非公開なのでここまでしか近寄れないけど、

お気にの景色のひとつなんだね。

 

で、インクラインの途中には、

下部に歩行者用のトンネルがあって、こちらもレンガ造り、

補強用にレンガが斜めに並べてある、

なのでこちら、「ねじりマンポ」と呼ばれている。

そしてその上には、

第三代京都府知事、北垣国通による揮毫、『雄観奇想(ゆうかんきそう)』、

優れた眺め、思いもよらない考え、まさしくその通りだね、

近代黎明期の人々の、未来に懸ける夢、

そういったものを体感できる、とても素晴らしい施設なのです。

 

そしてこの後は、一駅乗って、山科に向かいます。