マンモを受けた区の検査施設で
いただいてきた癌関連のパンフレット
前回記事の余談になりますが
マンモ検査を受けた区の検診センターに
癌に関するフリーペーパーが
何種類も置いてありまして
興味があるものをピックアップして
ちゃっかり頂いちゃいました。
(* ̄∇ ̄*)
乳ガン、子宮がん、肺がん、胃がんなど
罹患者数が多い癌に関しては、
こういう啓蒙を促す冊子が作られるのは
ごくごく頷けることだけど、
希少癌でもある
膵臓がんや小児がん、
そして我らが卵巣がんが
ピックアップされてたことに感心感心。
しかもフリーペーパーなのに
結構クオリティが高くてビックリ!
(;゜∀゜)
ちょっとギョギョギョな内臓の写真や
まず初心者は知らないであろう
専門的な用語や初期症状の解説、
手術方法や術後の後遺症などが
ぎゅぎゅぎゅと凝縮されて載っている。
しかも内容がうまく整理されていて
イラストなども多く
素人でも理解しやすいのだ。
(↑四国がんセンター監修のものらしい)
私は卵巣がんに罹患してるので
それに関することには多少強くとも
子宮がんや乳ガン 胃ガン 肺がんなどは
まだまだわからないことだらけ。
このフリーペーパーをスタートにして
少しでも理解を深めていきたいな。
(* ̄З ̄)~♪
.:*:・'°☆。.:*:・'°☆
ところで 行政が行っている
婦人科がん検診についてですが。。。
子宮頸がんや乳がんの検診の重要性は
非常に多く聞かれるのに
なぜ卵巣がんは
重要視されてないのでしょう?
ちなみに。。。
卵巣がんは婦人科がんの中では
罹患者数が少ない稀少がんですが、
ざっと死亡率だけを拾ってみると
罹患者数の約55%にもなる恐ろしい病で
年間約4千人の女性が尊い命を失ってます
(↑乳ガン罹患者の死亡率は約10%)
それらを鑑(かんが)みると
「なんやねん!
行政ももっと力を入れて卵巣がんの検診に
取り組んでくれてもいいやないかいっ!
(*`Д´)ノプンプン!」
と愚痴のひとつも言いたくなりますが
よくよく考えてみると
そこには様々な問題が根底にあるようで。
.:*:・'°☆。.:*:・'°☆
実は卵巣がんはその性質から
痛みなどの症状が出にくい上に、
確実なスクリーニング検査がないという
難しさがあります。
例えば子宮がんでは
直接細胞を採取して検査を行えますが
卵巣は奥のほうにある臓器であるうえ
風船のように腹腔内に漂っているので
針を指すことは難しく
ましてや悪性だった場合のリスクは
素人の私でも想像に難くありません。
(↑がん細胞が腹腔内に飛び散る。)
ならば卵巣がんの診断を得るために、
CTやMRIなどの画像検査をすれば
いいのではないだろか?
(・_・?)
ところがどっこい。
CTやMRI検査の費用を考えると、
行政や職場で検診を行うことは
困難といわれてます。
私のような卵巣がん患者でさえも
CTは3割負担で約7千円~8千円。
検診目的だけの検査ですと
保険がききませんので
2万~3万といったところでしょうか?
(MRIだと約3万~4万)
行政がこれを負担してくれるとは
到底思えず。。。
さて。
では自費でこの検査を行うとしたら
これを安いととるか 高いととるか。。。
うーーーーーーーん
やはり高いと思うでしょうねぇ。
親族が癌家計の人は
積極的になるかもしれないけど。
だからといって何も検査を受けず
万が一卵巣がんになってしまった時には
知らず知らずのうちに腫瘍が大きくなり
とんでもない進行癌という状態で
発見されるわけで。。。
ああ。。
なんつう袋小路状態よのぉ
( ;∀;)
せめて一年に一回、
比較的安価なエコー検査と
卵巣がんに有効とされる
CA-125のマーカー検査を自費で行うよう
女性の意識を高める啓蒙を促すしか
手だてはないのでしょうか?
願わくばこの
エコー検査とマーカー検査だけでも
自治体の検診で行うことはできまいか?
うーん難題だろなぁ。
(; ̄Д ̄)
.:*:・'°☆.:*:・'°☆
ところで私の区では
乳がん検診も 子宮頸がん検診も
(40歳以上は)2年に一回です。
ところが卵巣がんは
例え行政の検診があったとしても
2年ごとの検診だけでは
知らない間に進行している可能性が
非常に高いと思われます。
(↑あくまでも私の考えですが。)
というのもですね。。。
私は卵巣がんに罹患する前 2年にいちど
卵巣と子宮の状態を
個人経営の婦人科医院で
エコーチェックしていたのです。
2009年の冬。その時には
「ちょっとだけ卵巣が腫れてるかな?
子宮筋腫もあるようです。
でもまぁ大丈夫でしょう。」
ぐらいで問題なし。
そんなこんなで安穏としていたら
ちょうど2年後の2011年の2月。
巨大な卵巣がんが
あちらこちらに転移して
それはそれは ひどい状態で
見つかっったという経緯でして。。。
あの時のことを考えると
2年に一回の検査どころか
1年に一回…
半年に一回…
それでも果たして 初期の段階で
見つけることができたかどうか
怪しいものです。
まぁだからこそ
"サイレントキラー"の異名を
持っているわけですがね。。。
。.:*:・'°☆.:*:・'°☆
ところで今週の火曜日……
去る2月17日は
ちょうど4年前に
卵巣がんの告知をされた日でした。
あの日は曇り空のどんよりと寒い日で
大きく張りだしてきたお腹を抱え
近所にある病院の婦人科を
どっこいしょと重い腰を上げて受診。
前日まで超ハードな仕事をこなし
深刻な病気があることなんて
これっぽっちも疑ってなかった
お馬鹿でございました。
(;´∀`)
のちにわかるのですが
この時には右卵巣も左卵巣も
癌という癌で膨れ上がって破綻し、
風船が割れるがごとく腹腔内で散乱。
直腸を含む大腸、横隔膜、腹膜、
リンパ節などに大きく転移してたのです
いやはや 改めて文字にすると
めちゃくちゃこえーーっす。
(。>д<).:*:・'°
ただひとつ 不幸中の幸いは
のちに主治医となる
菊正宗先生と出会えたことでしょうか。
「卵巣がんで間違いないと思います」
涙が出る隙もなく(与えず)
さらりと告知されたことが
まるで昨日のことのように脳裏に浮かび
フラッシュバックしてきます。
優しい言葉をかけられたり、
同情されたり、
かといって叱られたりすることもなく、
淡々と告知されたことが
私にとっては救いでした。
そのとき直感で
「自分の命 この先生にゆだねよう!」
そう思ってましたね。
私はこのてのインスピレーションが
かなりの確率で当たるのです。
( 〃▽〃)
そんなこんなで もしもあの日
菊正宗先生に出会えてなかったら
今ここに 自分の命はないと
強く確信しています。
あれから4年!
とうとう4年!
まだまだ4年です!
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ぽちっ!(* ̄∇ ̄)ノ⌒☆
と皆さまの応援を宜しくお願いします
以前にも記事にしたのですが
がん告知された2月17日は
亡き祖母の命日でして。。。
「きっとあなたの命を助けるために
おばあちゃんが菊正宗先生に
引き合わせたに違いないわぁ♪」
菊正宗ファンの我が母は(←笑)
涙を浮かべてそういいながら
仏壇の祖母に手を合わせております。
うーーーーーーーむ
そういう見えない力ってあるのかもなぁ
(;A´▽`)
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いただいてきた癌関連のパンフレット
前回記事の余談になりますが
マンモ検査を受けた区の検診センターに
癌に関するフリーペーパーが
何種類も置いてありまして
興味があるものをピックアップして
ちゃっかり頂いちゃいました。
(* ̄∇ ̄*)
乳ガン、子宮がん、肺がん、胃がんなど
罹患者数が多い癌に関しては、
こういう啓蒙を促す冊子が作られるのは
ごくごく頷けることだけど、
希少癌でもある
膵臓がんや小児がん、
そして我らが卵巣がんが
ピックアップされてたことに感心感心。
しかもフリーペーパーなのに
結構クオリティが高くてビックリ!
(;゜∀゜)
ちょっとギョギョギョな内臓の写真や
まず初心者は知らないであろう
専門的な用語や初期症状の解説、
手術方法や術後の後遺症などが
ぎゅぎゅぎゅと凝縮されて載っている。
しかも内容がうまく整理されていて
イラストなども多く
素人でも理解しやすいのだ。
(↑四国がんセンター監修のものらしい)
私は卵巣がんに罹患してるので
それに関することには多少強くとも
子宮がんや乳ガン 胃ガン 肺がんなどは
まだまだわからないことだらけ。
このフリーペーパーをスタートにして
少しでも理解を深めていきたいな。
(* ̄З ̄)~♪
.:*:・'°☆。.:*:・'°☆
ところで 行政が行っている
婦人科がん検診についてですが。。。
子宮頸がんや乳がんの検診の重要性は
非常に多く聞かれるのに
なぜ卵巣がんは
重要視されてないのでしょう?
ちなみに。。。
卵巣がんは婦人科がんの中では
罹患者数が少ない稀少がんですが、
ざっと死亡率だけを拾ってみると
罹患者数の約55%にもなる恐ろしい病で
年間約4千人の女性が尊い命を失ってます
(↑乳ガン罹患者の死亡率は約10%)
それらを鑑(かんが)みると
「なんやねん!
行政ももっと力を入れて卵巣がんの検診に
取り組んでくれてもいいやないかいっ!
(*`Д´)ノプンプン!」
と愚痴のひとつも言いたくなりますが
よくよく考えてみると
そこには様々な問題が根底にあるようで。
.:*:・'°☆。.:*:・'°☆
実は卵巣がんはその性質から
痛みなどの症状が出にくい上に、
確実なスクリーニング検査がないという
難しさがあります。
例えば子宮がんでは
直接細胞を採取して検査を行えますが
卵巣は奥のほうにある臓器であるうえ
風船のように腹腔内に漂っているので
針を指すことは難しく
ましてや悪性だった場合のリスクは
素人の私でも想像に難くありません。
(↑がん細胞が腹腔内に飛び散る。)
ならば卵巣がんの診断を得るために、
CTやMRIなどの画像検査をすれば
いいのではないだろか?
(・_・?)
ところがどっこい。
CTやMRI検査の費用を考えると、
行政や職場で検診を行うことは
困難といわれてます。
私のような卵巣がん患者でさえも
CTは3割負担で約7千円~8千円。
検診目的だけの検査ですと
保険がききませんので
2万~3万といったところでしょうか?
(MRIだと約3万~4万)
行政がこれを負担してくれるとは
到底思えず。。。
さて。
では自費でこの検査を行うとしたら
これを安いととるか 高いととるか。。。
うーーーーーーーん
やはり高いと思うでしょうねぇ。
親族が癌家計の人は
積極的になるかもしれないけど。
だからといって何も検査を受けず
万が一卵巣がんになってしまった時には
知らず知らずのうちに腫瘍が大きくなり
とんでもない進行癌という状態で
発見されるわけで。。。
ああ。。
なんつう袋小路状態よのぉ
( ;∀;)
せめて一年に一回、
比較的安価なエコー検査と
卵巣がんに有効とされる
CA-125のマーカー検査を自費で行うよう
女性の意識を高める啓蒙を促すしか
手だてはないのでしょうか?
願わくばこの
エコー検査とマーカー検査だけでも
自治体の検診で行うことはできまいか?
うーん難題だろなぁ。
(; ̄Д ̄)
.:*:・'°☆.:*:・'°☆
ところで私の区では
乳がん検診も 子宮頸がん検診も
(40歳以上は)2年に一回です。
ところが卵巣がんは
例え行政の検診があったとしても
2年ごとの検診だけでは
知らない間に進行している可能性が
非常に高いと思われます。
(↑あくまでも私の考えですが。)
というのもですね。。。
私は卵巣がんに罹患する前 2年にいちど
卵巣と子宮の状態を
個人経営の婦人科医院で
エコーチェックしていたのです。
2009年の冬。その時には
「ちょっとだけ卵巣が腫れてるかな?
子宮筋腫もあるようです。
でもまぁ大丈夫でしょう。」
ぐらいで問題なし。
そんなこんなで安穏としていたら
ちょうど2年後の2011年の2月。
巨大な卵巣がんが
あちらこちらに転移して
それはそれは ひどい状態で
見つかっったという経緯でして。。。
あの時のことを考えると
2年に一回の検査どころか
1年に一回…
半年に一回…
それでも果たして 初期の段階で
見つけることができたかどうか
怪しいものです。
まぁだからこそ
"サイレントキラー"の異名を
持っているわけですがね。。。
。.:*:・'°☆.:*:・'°☆
ところで今週の火曜日……
去る2月17日は
ちょうど4年前に
卵巣がんの告知をされた日でした。
あの日は曇り空のどんよりと寒い日で
大きく張りだしてきたお腹を抱え
近所にある病院の婦人科を
どっこいしょと重い腰を上げて受診。
前日まで超ハードな仕事をこなし
深刻な病気があることなんて
これっぽっちも疑ってなかった
お馬鹿でございました。
(;´∀`)
のちにわかるのですが
この時には右卵巣も左卵巣も
癌という癌で膨れ上がって破綻し、
風船が割れるがごとく腹腔内で散乱。
直腸を含む大腸、横隔膜、腹膜、
リンパ節などに大きく転移してたのです
いやはや 改めて文字にすると
めちゃくちゃこえーーっす。
(。>д<).:*:・'°
ただひとつ 不幸中の幸いは
のちに主治医となる
菊正宗先生と出会えたことでしょうか。
「卵巣がんで間違いないと思います」
涙が出る隙もなく(与えず)
さらりと告知されたことが
まるで昨日のことのように脳裏に浮かび
フラッシュバックしてきます。
優しい言葉をかけられたり、
同情されたり、
かといって叱られたりすることもなく、
淡々と告知されたことが
私にとっては救いでした。
そのとき直感で
「自分の命 この先生にゆだねよう!」
そう思ってましたね。
私はこのてのインスピレーションが
かなりの確率で当たるのです。
( 〃▽〃)
そんなこんなで もしもあの日
菊正宗先生に出会えてなかったら
今ここに 自分の命はないと
強く確信しています。
あれから4年!
とうとう4年!
まだまだ4年です!
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がん告知された2月17日は
亡き祖母の命日でして。。。
「きっとあなたの命を助けるために
おばあちゃんが菊正宗先生に
引き合わせたに違いないわぁ♪」
菊正宗ファンの我が母は(←笑)
涙を浮かべてそういいながら
仏壇の祖母に手を合わせております。
うーーーーーーーむ
そういう見えない力ってあるのかもなぁ
(;A´▽`)
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