今日は弟の誕生日ということで、家族が集まり久しぶりのお寿司パーティーでした。


SONG OF LIFE~卵巣がんと生きる~

ウニうまっ!海老うまっ!トロうまっ!貝うまっ!ガリもうまっ!

*:・(≧▽≦)・:*:

日本人に生まれてきてよかったぁと思える瞬間でございます♪






さてお誕生日を迎えた渡辺謙似の弟も、そろそろ健康が気にかかるアラホー世代。


「きちんと健康診断しているか~?(`ε´)」

「がん検診はしときなよ!CT撮っとけ~ヾ(。`Д´。)ノ」

「胃カメラと直腸診はやっといた方がいいよ。(。・д・。)」


などと責め立てられる場面もしばしば。

そのたびに「ふーん。へぇ。そうだね~。」

ってのらりくらりしていますが…。





実は我が家の母方は、圧倒的な乳がん・卵巣がんなどの「婦人科がん家系」でして、

叔母が40代で卵巣がんで亡くなり、

もう一人の叔母も50代で卵巣がんを患い亡くなっています。



私と歳の離れた現在60歳になるいとこは乳がん10年生ですし、

その娘の、はとこも30代前半で乳がんを発症し、現在治療をしています。

そして私の卵巣がん。・・・にゃんとまぁ、5人もの近親者が婦人科がんを患っているのです。




これはもう遺伝としか考えられないような確率です。

医師からも「遺伝的な要素が強く考えられるのでは…」と言われました。



ちなみに私の母は、42歳の時に予防的に子宮と卵巣を摘出手術をしていて無事ですが、

「もし(子宮・卵巣を)取ってなかったら自分も絶対卵巣癌になっていたわー(*´Д`)=з」

と確信しているようです。







最近は乳がん・卵巣癌の遺伝の研究が進んできているようで、

BRCA1とBRCA2という遺伝子に生まれつきの病的異変があると、

血縁で乳がんや卵巣癌のリスクが高くなることがわかっています。



母親や姉妹が乳がんや卵巣がんになった方は、そうでない一般の方に比べて、

2~4倍もがんになるリスクがあるとか!



遺伝子異常は検査でわかりますが(←¥高いんすよね)

もしもBRCA1遺伝子とBRCA2遺伝子に異常があった場合、

海外では(…ごくまれに母のように日本でも)予防的に卵巣や乳房摘出が行われることもあるようです。

しかし日本ではまだ一般的には行われていないので、

定期的な検診が早期発見の鍵。



男性もBRCA1とBRCA2遺伝子に異常を持っていると、

前立腺がん・膵臓がん・男性乳がん(←あるのよ)・メラノーマなどの

発症リスクが高くなるという研究発表もあるようですので、対岸の火事とはいえません。



ですので、「がん検診しなよー!ヾ(。`Д´。)ノオラオラ!」

と弟に会うたびに口酸っぱく言って、かな~りうるさがられちょりますが、

それは弟に辛い思いをしてもらいたくない気持ちから…。




血縁者に乳がんや卵巣癌を発症している方は、

まず積極的にがん検診を受けることが大切でしょう。


みなさまも娘さん、お姉さん、妹さん、いとこや姪っ子、弟やお兄さんに、

検診の大切さを伝えてみてはと思います。


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