通院日~血液検査とCT | 夢の途中~胃癌(食道胃接合部癌)ステージⅢb

夢の途中~胃癌(食道胃接合部癌)ステージⅢb

2016年7月に胃・食道接合部癌と診断され、8月に胃、胆嚢全摘出。悪夢は始まったばかり。
胃袋はないけれど、趣味は食べ歩きと料理。

風の強い1日でした。
雪はほとんど降りませんでしたが、暴風です。

今日は通院日。血液検査で肝機能のALT、AST数値が高く、毎週の通院、検査になっています。

さて、今日は…
TS-1を中断し1ヶ月過ぎたし、前回からリパクレオンという整腸剤も中止したので、少しでも下がることを期待していたのですが、全く逆の結果。今までで、一番高い数値になっていました。

幸い、CT検査の結果では癌の転移、再発は見られませんでした。腫瘍マーカーは若干高めですが、上昇はなく安定。

肝機能が弱っていることについて、原因不明。先生も頭を抱えてしまいました。他に服用している、ビフィズス菌製剤と味覚障害のための亜鉛の薬もすべて止めて、2週間後にまた診てみましょうということになりました。2回目の手術の時、輸血をしたので、その輸血した血液、製剤に問題があった可能性もなくはないということでした。

癌の再発が心配だったので、それは良かったのですが、肝臓の方がはっきりしなくてモヤモヤもやもやしております。

CTの時に使用した像影剤の影響か、動悸が激しくなり、少ししんどいです。

同じく癌ブロガー、かなさんの今日のblogにとても共感できる言葉がありました。

「見た目普通で、中身も普通でいる、ふり。」
「乗り越えるべき障害は、体や病気じゃなく、社会。」
~20歳で大腸がんになって始まったことのすべて~より

特に内臓系の癌患者さんの場合は、見た目ではわからない場合があるし、また、自分自身も患者扱いしないで普通に接して欲しいという気持ちがあります。仕事復帰にしてもそうです。

しかし、実際には体が思うように動かなかったり、具合が悪くなったりと良いときばかりではないのが現実。

今、癌患者の社会復帰を後押しする動きが始まっていますが、まだまだこれからです。会社の本音は、「無理しないで休養して」=「あてにならないし、迷惑だから来なくていいよ」なのです。

癌になっても、すべて悪いことばかりではありません。家族の絆が深まったこと。

奥さんと蕎麦屋さんへ




姫ちゃん(娘)とカフェへ