市場巡りを一番の楽しみにしていましたので
いくつか回りました。
やはり一番大きいのは牧志の市場ですよね
(観光地化してるけど)
紙ものや沖縄風結納品のお店。
こちらでは、お土産を配る時の小さな紙袋を
購入。「沖縄」と書いたレトロなデザインの袋でした。
ご祝儀袋に、見たことないものを発見しました
『カジマヤー』(風車)と書いてあります。
そして風車も売っています。
(写真中央のピンクのが風車)
きっと、子供が生まれたおうちに
「おもちゃ代」みたいなことでお祝い金を
渡すのかな、と思っていたら違って、
長寿のお祝いとのことでしたよ。
数え年で97歳(年354日の旧暦に換算して百歳)の生年を祝う行事。
晴れ着を着て、風車を飾り、パレードをする。(Wikiより)
それと、店頭に売っていた大量の「打ち紙」。
長方形の紙の束です。
これは「うちかび」と呼ばれ、あの世でのお金として
旧盆に燃やして供養に使われるんだそうです。
生活用品のお店には、その土地の習慣や風習があらわれて
興味深いですね。
もちろん、着物屋さんチェックもはずせません
市場の中に着物屋さんエリアがあります。
どのお店でも目立つのは、二部式の洗える着物。
もちろん関西でも見かけますが
ちょっと変わっていたのは、絵羽模様の二部式が
多いことでした。
これらは踊りの練習のときに主に着られるそうです。
踊りをされている人の割合が高そうな沖縄。
私の勝手なイメージでしょうか。。
そして目を引く「97歳の着物」と札がつけられた
赤い金蘭の着物。
これが、カジマヤーの時に着られる着物です。
そして、
長寿で亡くなった場合は、お祝いでもあることから
亡くなった時にはこちらの着物でおくるそうです。
青い着物、黄色の着物も置いてあって、
こちらは85歳、88歳のお祝いに着るようです。
あ、そういえば、おじいは何を着るんでしょうか。。??
それから、行きの飛行機で読んだ
機内誌「翼の王国」には、沖縄の
「屋敷御願(ヤシチヌウグヮン)」、「ビンシー」
について書かれてました。
(興味のある方、各自でお調べください)
ところ変われば、でいろんなならわしがありますね