京都の若旦那のブログ
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今日は子供の着物です

色留屋と言いながら、毎回違ったものですみません。

今日は子供の着物です。

生後一月ほどで神社へお参りする、お宮参りの時に抱っこされた赤ちゃんの後ろから掛ける宮参り着、一つ身です。

世間では圧倒的に仕立て上がった状態で販売されているものが多いのですが、私共では未仕立の状態で揃えています。

今回紹介するのは男児用の一つ身なのですが、一般的に多いのは鷹か兜の柄です。それ以外には富士山とか虎、打ち出の小槌なども柄としてよく使われます。

そういった大量生産品と区別する為に、私の所では敢えて世間では珍しい柄を制作しています。

桃太郎や勧進帳、加賀風の童のうない柄など、あまり見かけない柄を中心に染めています。ただ、一枚一枚本当に全て手加工ですので、大人用の訪問着などより高価になってしまうのが少し問題です。

鎧兜の柄と勧進帳の柄、それに格子に宝づくしの柄をを掲載します。よろしければご感想をお聞かせ下さい。


一つ身鎧兜 



一つ身うない勧進帳 



一つ身冨田格子 



有り難うございました。

今日は振袖です

 
色留屋と言いながら、今日は振袖をご紹介します。

ほんの数年前まで、振袖と言えば成人女性が初めて買う(買ってもらう)着物でしたが、最近では振袖に限らず着物は借りるもの、レンタルが当たり前、という状況になっています。

本当に一生に一度しか着物をお召しにならない方であればそれもやむを得ませんが、買う方がよい人、買うべき人、買える人までがレンタルで済まされることが多くなり、それに伴って、製造がレンタル向けに偏ってきているので、良いものを買いたいとお探しになる人には、満足できる商品が少なくなっています。

そんなあなたに、とっておきの一枚をご紹介します。勿論、全て手描きの京友禅の逸品です。

全てを写真だけでお解りいただくのは難しいですが、本当の京友禅の良さをお感じいただければと思います。

振袖黒地鎌倉紋 

いかがでしょうか。

宜しければご感想をお聞かせ下さい。

ではまた。


 

色留袖のこと

 
今回も、色留袖についてです。

一般的に、色留袖とは留袖の地色が黒以外の物、裾廻りだけに柄が付いていて、袖・胸・肩など上半身には柄がない、八掛地は共生地同色の物が付いている、と定義されることが多いと思います。

全く正しいのですが、たまに勘違いをされている方があります。確かに、色留袖と呼ばれる物の場合、裾廻りにしか柄がありません。しかし逆に、裾廻りにしか柄のない物が全て色留袖、と言うわけではないのです。

留袖の地色が黒以外の物、という定義をお考え戴ければ解って戴けると思うのですが、留袖には礼装服としての格調というか品格が必要です。ですから、どんな柄でも裾にだけあれば色留袖、という訳にはいかないのです。色留袖といっても留袖ですから、それなりの柄ゆきが求められるのです。

では、裾にだけしか柄が無くてしかもそれほど格調のある柄ではない場合、どういった着物になるかと言いますと、やはり訪問着あるいは付下げとして扱うのが相応しいと思います。

実際私共でも、裾廻りと八掛にだけ少し柄が有り上半身は無地の着物を、反物の状態で製造販売しています。上前と衽の柄は繋がっていますので、訪問着と言っても良いのかもしれませんが、私共は付下げとして販売しています。ごくあっさりした柄で、年代を問わず茶道をなさっている方などに好評を戴いています。

参考までに写真をアップします。宜しければご意見・ご感想をお願いします。


 
 


最後までお読み戴き、有り難うございました。

また宜しくお願いします。


色留袖について

ずいぶん久しぶりの更新ですが、宜しければお付き合い下さい。

最近感じていることを少しお話しします。

ここ近年の和装の状況を考えると、着物は買う物ではなく借りる物だという意識が多くなっている様に感じます。

子供が生まれた時のお宮参り、その後の七五三、卒業式や成人式などは、レンタル衣装の割合が非常に多くなってきています。

そういったシーンだけでなく、子供の入学式や親戚・知人の結婚披露宴などでも、貸衣装の利用が多くなってきていると聞きます。

生活環境・習慣の変化や、インターネットの普及など、要因は様々だと思いますし、レンタルが悪いとは全く思いません。

ただ残念なことは、自分の着物を持つべき人、持つことが出来る人、持った方が良い人までが貸衣装で済ましたり、あるいは自分の着物を持つという満足感、喜びを感じずに着物をお召しになる方が増えていることです。

話は変わりますが、京都の着物製造問屋の中には、狭い範囲の商品(着物の種類です)に特化している会社がいくつもあります。例えば、コート地や羽折り地を専門に作っているところや、夏物の着物専門の会社、黒留袖を主力にしている所などがあります。

私の所は手描友禅の古典柄の礼装品が中心ですが、さらに範囲を絞って色留袖を主力の扱いとして、色留屋として打ち出そうかと考えています。

以前から色留袖は得意ですし、最近でも少し加工度の高い品物に注文が良く入ります。叙勲や様々な式典の際には必ずお召しいただく物ですが、なかなか市場には良い色留袖が少ないというか、色留袖自体の流通量が少ないので、自ずから選択肢が狭くなってしまい、必要な人に満足いただける品物が提供出来ていない様に思います。

色留袖作りに力を入れたいと思っています。興味・関心のある方はお問い合わせ下さい。

色留花印白上 

オリジナル色留袖です。宜しければご感想をお聞かせ下さい。

ではまた。

お読みいただき、有り難うございました。


クリスマスプレゼント

今年のクリスマスプレゼントに欲しいもの【投稿すると本当に貰えるかも♪】 ブログネタ:今年のクリスマスプレゼントに欲しいもの【投稿すると本当に貰えるかも♪】 参加中
ブログネタ 参加です。

最近、PCの調子が良くありません。動かなくなる前に新しい物が欲しいのですが、なかなか買い換えられません。

新しいPCでサクサク更新が出来ます様に。

欲しいプレゼント:パソコン NEC  VALUESTAR  L
型名:VL750/TSW
型番:PC-VL750TSW

サンタさん、よろしくお願いします。




アメーバブログ Xmasキャンペーン2014~ブログに書いた「欲しいプレゼント」が本当に届くかも~
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