くも膜下出血で倒れた市長の心臓マッサージのために女性が土俵の上に上がった時
報道では命は伝統よりも大切といい 相撲協会の対応を批判しました。
所で 宗教上の理由の場合はどうなるのでしょうか?
例えば 宗教上の理由から輸血を拒否する人がいます。
医師は輸血拒否を尊重して そのほかのできる限りの治療をするという場合もあります。
今回の場合 相撲協会が情けないのは 女人禁制を守りたいならば
心臓マッサージや人工呼吸という応急手当を習うべきなのに お粗末にも 誰もできなかったということです。
土俵にあがってほしくないという相撲関係者がいる前で 女性が
土俵に上がっても素直に喜ぶ気持ちにはなれません。
男女差別、パワハラ などなど すべての差別が
差別している側は 差別だとは気が付いていないのです。
相手の立場になって考えられていません。
子供のいじめも いじめた側は ふざけていた とか そこまで深刻ではなかったといいます。
おいつめられ自殺を選ぶ子供もいるのに 子供の自殺の原因がいじめであるかどうかはわからないと
教育委員会から発表されたりしますが・・・。
会場から 「土俵に女性があがってもいいのか?」 と やじがとんだそうですが
そうした人達も 反省してほしいです。
そのような人達がいるかぎり 土俵の上には上がれません
上がりたくもありません。
土俵が そんなにありがたいものなのか? と思ってしまいます。