美は胃腸から・・・
細胞レベルから美健康を考える胃腸良子です。
先日、お友達から電話がきました。
大腸ガンが見つかった・・・
どうしよう、どうすればいいの？
で、検査は何を受けたの？
そう、大腸内視鏡ね。
ポリープがあったから電気メスでとってしまったのね？
細胞を詳しく見てみたら内皮上癌が見つかった・・・うん
大きさは？１センチ。
よかったねーーー。それはラッキーだ。
お友達は少し怒り出しました。癌なのに何がラッキーよ！他人事だと思ってー！
でも落ち着いて考えてみて。だって癌の治療が検査中に終了してしまったのよ。
しかも、完治よ。まだ産まれたてのがん細胞を見つけられたなんてラッキー以外の何物でもないわよ。
そうかな・・・そうか・・・そうよね！治療して、もう何も無いってことよね！
めでたし、めでたし。
そのお友達は４４歳。大腸内視鏡の検査を始めて受けました。
若い頃から酷い便秘で薬を使わないとでません。しかも、いつも残便感があり下っ腹も気にしています。
若くして大腸ガンが発生したのも、その長年の便秘のせいなのでしょうか？
本日は・・・
便秘はなぜいけないの？大腸ガン編
日本人はもともとそこまで多くなかった大腸癌。戦後、食生活の欧米化で増え始めました。肉類中心で、バターや油を使う高脂質食が増えたこと、逆に、お米やいもや豆類、野菜類の摂取量が減ったことなどです。この食事の変化は、大腸がんの誘因であるだけでなく、女性に多い便秘の原因にも共通しています。
排便には人それぞれのリズムがあります。「3日以上排便がない状態、または毎日排便があっても残便感がある状態」が便秘です。毎日ではなくても規則正しく排便があり、がんばらなくてもするっと出て気持ちがいいということであれば問題ありません。
便秘は放置しておくと、自律神経がうまく働かなくなって気分が悪くなったり、痔や肌荒れの原因になります。ひどくなると腸閉塞を起こすこともあります。便秘がちであれば、大腸がんのサインの便秘にもなかなか気づかないかもしれません。
ここからが本題。腸内に便が長時間滞在していると悪玉菌が増えて発がん性物質が増えるのか？
今までは当然YESと考えられていました。
しかし、最近の国立がんセンターの統計で便秘の人と快便の人とのの間で大腸癌発生率の差異は無い、と発表されました。ただその統計は対象の範囲が４８０人ということから、この調査だけでは正しい因果関係は判断ができないとされました。
つまり、便秘が直接的に癌の発生に寄与しているかどうかは、まだ判断ができないということです。
しかし、だからと言って便秘を肯定してるわけではありません。
綺麗な水が流れる川には綺麗な植物が育ちます。それは腸も同じこと。流れが滞り悪玉菌が優位になる腸に良いことは一つもありません。
しつこいようですが・・・
美は胃腸から！綺麗な腸を心がけてくださいね。
あと４０歳を過ぎたら大腸内視鏡の検査を受けましょう。大腸の検査は大変！というのは１０年前の話。いまでは機械も良くなり、先生方の症例数も格段に増えています。
私のお勧めクリニック・・・おりはた乳腺胃腸パラスクリニック
胃腸良子の紹介とフロアマネージャーに伝えて下さい。多分笑われます。
ご参考までに腸の基本はこちらです。
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本日も最後までお読みいただきありがとうございました
美健康アドバイザー
胃腸良子