細胞レベルから美健康を考える胃腸良子です。
最近は曜日ごとにテーマを固定したいと模索中です。月曜日、美容、火曜日、栄養など。私が一番力を入れたい金曜日は胃腸ネタに確定な感じです。
でも腸って本当に難しいんです。胃は比較的わかりやすくお伝えしやすいのですが、腸は奥が深く、なんせ長い(笑)。部位ごとの機能の違いや役割も胃に比べ複雑です。
でも私はこれからも腸を永遠のテーマとし、美健康発信していきます。楽しみにしていてくださいね
さあ、今日のテーマです。
腸内フローラを育てて『デフ菌』を追い出そう!
腸内フローラが国内でも大きな話題になっています。腸内フローラとは腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)という意味です。叢=フローラはくさむらです。
日本ではNHKスペシャルの放送で広く知られるようになりました。世界的にも有名な科学誌ネイチャー誌が腸内フローラについての特集増刊を出しています。中でも目に付いた内容の一つは、日本の慶応大学教授、本田賢也氏の研究内容が大きく取り上げられたところです。腸内細菌とデブ菌、人工甘味料、抗生物質との関係について明らかにしています。 腸内細菌叢によって免疫力が変わってくるというのは広まりつつある事実ですが、どうやら「デブ菌」なるものが存在するらしいのです。
糞便移植!という聞くも寒気のする治療法があるということは、こちらのブログでご紹介いたしました。↓
http://s.ameblo.jp/kimiyo4474/entry-12066308689.html?frm_id=v.jpameblo
そして糞便移植の症例数が増えるにつれ、肥満者から糞便移植を受けた人が急速に肥満になるらしいという事実が発見されてしまいました。まだその菌の特定にまではいたっていないようですが、便ドナーから肥満者は除外するという方針も打ち出されているようです。
やせている人の便に特有の細菌があることもわかっています。しかしその「クリステンセネラセ」というやせている人がもつ腸内細菌には「やせ菌」というネーミングはついていない模様。不公平感満載です
その腸内細菌叢は遺伝子だけではなく、幼少期の環境、食生活によっても大きく左右されるようです。諦めてはいけません。今日からフローラ耕しましょう