先日も、神社の奉納の雅楽・舞楽を
聞きに行ったのですが・・・
神社の境内に入る前に一礼し、狛犬と
鳥居を潜り、手舎水の場所が解らなったので、
その、催しの主催者側の方に聞き場所を教えて頂きました。
その方によると、神社に入るのにだれも、手口を清めず、
ぱ~っと来て、さっと帰っていき、みんなそんな事
しません。との事でした。(お年を召した方でも、です)
芸能祭という事でしたが、神様の境内に入るのに
なぜ、敬意を表し、最低の礼儀を尽くさないのでしょうか?
私の場合、鳥居を潜る時にまず一礼し、
必ず、手舎水で、手口を清めて、お参りします。
参道の中心は神様の通る道ですので、端を歩きます。
その、神社の神様の領域に入るのですから、
挨拶(一礼)をするのは当然の事です。
(他人の家に入る時に、一言挨拶するのと同じです)
又、神様の前ですので、最低、手と口を清めるのも、
これも当然の事です。
戦後生まれの方々、(70歳以降の方々)がその様な事を
しないのに、その子供達・孫達がする訳がありません。
古より、その土地を護ってきた、神(もしくは人智を超えた存在)
に対しての、畏敬の念は、何処へ行ってしまったのでしょうか?
(元来、その様な存在に対し畏敬の念を抱かない人々は
神社に行かないでしょうけれど。)