今回の舞台・・・
私の役は、本多忠勝の娘・稲姫役でした。
お父様の本多忠勝が、ギックリ腰で倒れ、
稲姫がお父さんが持っている武器の
『蜻蛉切り』を持って、現れる設定。
小学生のような、めちゃめちゃ子供役
でも、実は・・・
最初、演出に、
「設定年齢はいくつですか?」って聞いた時、
「17歳」って言われたの!
「稲姫17歳です。」「おいおい」(笑)
でも、関係なく、子供でやってって言われたので、
喋り方や雰囲気も、思いっきり子供っぽくやりました(笑)
正直、核心に触れる役柄ではなく、核心に触れるセリフがあった訳ではないので、
ストーリーの中の稲姫を、どう演じようか、すごく考えたんだけど、
可愛いって言われるだけの、ただの子供ではいたくなくて・・・。
あるセリフをキッカケに、私の中で、稲姫の成長を見せよう
と決めたんです。
死をかけて戦いにいく武将の1人だったので、
精神的にも、強い部分をみせたい。
結局、最後の方は、キャラが変わってました(笑)
でも、設定年齢の17歳になれたかな?って。
お客さんに、子供が最終的に、勇ましい少女になったって、
気づいてもらいたかった。
限られたセリフの中で、うまく伝わったかはわからないけど(笑)
何かを感じてもらえてたら、嬉しいな
そして!
今回の武器
みんな、それぞれ、色んな武器を持ってたんだけど・・・
私の武器は・・・
そう。お父様の「蜻蛉切り」
それが、こちら
私が持つと・・・こんな感じ!
私の身長が、152㎝。
この蜻蛉切りは、2メートル近く・・・。
この武器を目の前に持ってくると、
顔が隠れてしまうくらいの大きさ・・。
そして、重い
内緒の話ですが・・・この武器が出来上がったのが、
本番1日前(笑)
お稽古中は、何も付いていない棒のままで殺陣をやっていたので、
できるようになったかな・・・と思ったら・・・大間違い(笑)
この大きさで重さになって、これを振り回して、殺陣をするなんて・・・。
かなりの驚愕でした(笑)
殺陣以外にも、この長さなので、出はけに、色んな所にぶつかったり、
引っかかったり・・・。
私が通れても、蜻蛉切りは通れないんだよね・・。
泣きそうになった事が何度もあるけど(笑)
だんだん愛着がわいてきて・・・お別れするのが辛かったくらい。
こんな大きい武器を持って殺陣をするなんて、
なかなか経験できないから、いい勉強になりました
衣装も凄かったの
みんなの衣装も、素敵
絶対、和がどこかに入っているんだけど、
着物じゃない人も、こんな所に!!みたいな。
キャラクターに合ってる衣装で、今回の衣装さんは、
本当に素敵でした
何かあったら、是非お願いしたいくらい!
私は、唯一の、ミニスカートに、オーバーニー。
絶対領域は、ちゃんと見えるようにね(笑)
ゴスロリ少女だね(笑)
本当に、楽しい舞台でした
余談ですが・・・
今回、名だたる武将が出てくるんですが・・・
何と!稲姫が、1番強い設定だったんです(笑)
戦いの中で・・・1回も斬られてない!!
是非、DVDで確認してみてください
稲姫も・・・愛されますように