どーもどーも てきとー館長です
女性のみなさま お化粧はお好きですか?
ワタシは、美しく お化粧をしてるご婦人が
大好きです
ワシが女やったら
お化粧するのに・・・ と
世の女性方を うらやましく思ってる次第で。。
オトコは、せいぜい
ヒゲをそって クツを磨いて ネクタイちゃんと締めて
くらいしか、装いは できませんからねぇ。
ま 近頃では 化粧する男衆も いらっしゃいますが
こんなオッサンが 化粧なんかしたら
化けて出たか! 迷ったか!!
・・・と 思われてしまいますな
オネエ系でもないし
八百八町表裏 化粧師
(はっぴゃくやちょう ひょうりの けわいし)
本日 ご紹介するのは、こちら
森羅万象 過去未来 歴史物から おイロケまで
おそるべし、幅の広い 石ノ森ワールドの中でも
これぞ まさに真骨頂、と呼べるのでは ないでしょうか。
『 けしょう 』 ではなく、 『 けわい 』 と読みます。
舞台は、江戸後期。
主人公は、女人の化粧を なりわいとする、
ま 化粧品屋さん 兼 メークさん なわけです。
ところが、 このメークさん、やっぱりタダ者ではなくて
広告代理店まで、やってのけちゃう。
凄腕の、イベントプロデューサーでも あったりします。
お化粧を通して、人の心の機微を描きながらも、
しっかり ビジネスコミックにも、なってしまうという
でもって ワルい ご老中なんかも出てきて
それとやりあう、スーパーメークさんが、
これまたカッコイイ
石ノ森マジックですね。
セリフがまた、カッコ良いのです。
ワル老中を前に、スーパーメークさんが
言ってのけるセリフがあります。
『 化粧 ( けわい ) とは
外見を装うことによって 心をも、
美しくすることだと 思っております。
美しいものを見ることによって、
自分の心も 周囲の心も 洗われます。
明るくなります。
美しくなります。
人の心をそうすることで、
江戸の町そのものを
化粧したい
そう思ってるんです。』
どーですか?!
カッコよすぎます。 ほんでまた、そのセリフ通り
やっちゃって くれちゃうんですから。
十年おきに 読み返したい 作品です。
そのたび、新しい感慨に出会えると
思いますね。
以上 てきとー館長でした:*:・( ̄∀ ̄)・:*: