前週、うっ血性心不全で米ロサンゼルス(Los Angeles)の病院に入院した米女優エリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)さん(78)が徐々に回復していることが分かった。テイラーさんの広報担当者が15日、発表した。



 テイラーさんがロサンゼルスのシダーズ・サイナイ医療センター(Cedars-Sinai Medical Center)に入院していることは11日に発表されていた。



 広報担当者の経過報告によれば、入院後のテイラーさんは着実に回復しており、週末には家族や親しい友人が見舞いに訪れた。担当医らは回復を喜んでおり今後も症状の改善が期待されているが、テイラーさんはしばらく入院を続け医師が経過を見守るという。

■米女優のエリザベス・テイラー(Elizabeth Taylor)さん(78)が今週、うっ血性心不全のため米ロサンゼルス(Los Angeles)の病院に搬送され、現在も入院していることが11日、明らかになった。テイラーさんの広報担当が公表した。



 テイラーさんの健康状態については、この数年間さまざまな憶測がささやかれてきた。1997年に脳腫瘍の摘出手術を行い、2006年には米テレビに出演してアルツハイマー病を発症したとのうわさを否定。08年7月にはロサンゼルスの病院に搬送され、命の危険があり生命維持装置取り付けられたと報道されたものの、テイラーさんの広報が否定するという出来事もあった。



 09年には「漏れを起こしがちな弁」を修復するために心臓の手術を行い、術後にツイッターTwitter)に「まるで新品の心臓を手に入れたようだわ」と書き込んでいた。