エイミー・ワインハウスが暴行の容疑で有罪判決を下され、釈放された。エイミーはミルトンキーンズ治安判事裁判所で今朝出廷し、先月観劇中に罵声を浴びせながら演技を妨害した後、劇場支配人に暴行した容疑についての答弁を行なった。



 結婚し、エイミー・シヴィルの名義でエイミーは、2年間の条件付き釈放と裁判所に対して85ポンドの支払い、そして被害リチャードパウンドに対して100ポンドの賠償金支払い命令を受けた。



 判決中、裁判官ピーター・クラブトゥリーは今回の一件にはアルコールが事件の大きな原因となった事は明らかだと発言した。「パウンドさんは一般の方々と触れ合うお仕事をされています。もし彼が暴行を受けたのであれば、裁判所は彼を守る義務があります。今回の件で、アルコールが問題を引き起こしたのは明らかです。」



 裁判官は、パウンド氏が麻薬常用の問題の過去のあるエイミーに対し、彼女によい態度を保つことを促すだろうとして、今回の判決がふさわしかったと思っていると語った。「これから2年更生しなければならないという事は、罰金を払う事よりも大変だと思います。」と裁判官は付け加えた。



 エイミーは、ミルトン・キーンズ・シアターで『シンデレラ』の上演中に騒動を起こした事で警察から尋問を受けた後、昨年12月23日に逮捕された。



 報道では、上演中エイミーが30分以上もの間罵る言葉を叫び続けていたという。彼女の言葉には『くそシンデレラ。王子様、私と結婚して。』や、シンデレラの不細工な姉妹に対しては「あばずれ」と言ってたそう。家族連れの観客達は、エイミーが立ち上がり、観客の視界を邪魔し、出演者を冷やかしていた事に怒り心頭だったと伝えられてる。

◆歌手のエイミー・ワインハウスが、イギリスのミルトン・ケインズ警察に、公的秩序妨害と暴行の容疑で逮捕された。



 エイミーは19日(現地時間)にイギリスのミルトン・ケインズにある劇場で公演されていた「シンデレラ」のパフォーマンス中に、きたない野次をとばし、注意をした劇場支配人のリチャード・パウンドさんに殴る蹴るの暴行を働いた。エイミーは、友人がこのパフォーマンスの出演者で、招待を受けて来場していたとのこと。



 周りの人たちの証言によるとエイミーは酒に酔っており、子どもたちも大勢いる劇場で卑猥な言葉を吐き、出演者を罵倒し続け、立ち上がって観客の鑑賞の妨害をするなど傍若無人の限りを尽くした。子どもたちはかなりおびえていたという。



 その後、劇場支配人のリチャード・パウンドさんより被害届けが出され、23日(現地時間)午後、エイミーはミルトン・ケインズ警察に出頭、公的秩序妨害罪と暴行罪の容疑で逮捕された。



 エイミーは現在保釈されているが、2010年1月20日に裁判所に出頭することになっている。エイミーは2007年にマリワナ所持逮捕、2008年には暴行と薬物所持の容疑で2回逮捕されている。