ニューヨークで開催されたヴィクトリアズシークレット2009ファッションショーVictoria's Secret fashion show)でパフォーマンスを披露する歌手のファーギーFergie )



米ニューヨークで19日、人気ランジェリーブランド「ヴィクトリアズ・シークレット(Victoria's secret)」の2009年度ファッションショーが開催された。ハイジ・クラム(Heidi Klum)ミランダ・カーMiranda Kerr)、ドウツェン・クロース(Doutzen Kroes)らお馴染みのメンバーに加え、シャネルイマン(Chanel Iman)やキャロライン・トレンティーニ(Caroline Trentini)など新たなメンバーも加えた華やかな面々が新作ランジェリーをまとって登場した。



■豪華なフロントロウとBEPのパフォーマンス!



 毎年恒例のビックイベントだけに、フロントロウにはアレキサンダー・ワン(Alexander Wang)やザックポーゼン(Zac Posen)らデザイナーや、アーティストラッセルシモンズ(Russell Simmons)やギャヴィン・デグロウ(Gavin DeGraw)などが出席。「いつも一緒に働いているモデルの子たちの違う面を見られてとても面白いよ」というのはワン。



 仏「ヴォーグ(VOGUE)」のカリーヌ・ロワトフェルド(Carine Roitfeld)編集長は息子のウラジミール・レストワン・ ロワトフェルド(Vladimir Restoin Roitfeld)を率いて出席。ウラジミールは「いつ観ても最高だよ。パフォーマンスをすごく楽しみにしてるんだ」とコメントした。



 ショーではブラック・アイド・ピーズThe Black Eyed Peas)がパフォーマンスを披露。ヴォーカルのファーギー(Fergie)はダークグリーンセクシーなビスチェドレスをまとって力強く人気ナンバーを歌い上げ、会場を沸かせた。



■ファーストルックはアレッサンドラ・アンブロシオ

 

 ショーは「Star Trooper」「All Aboard」「Pink Planet」など様々なテーマに基づいた展開。アレッサンドラ・アンブロシオ(Alessandra Ambrosio)が、フューチャリスティックなネオンピンクのひだをはためかせながら登場し、オープニングを飾った。



 デニムのジャンプスーツを着たダンサーたちが飛び跳ねたり、風船の羽根をつけたモデルが登場したりと、派手でポップな演出で場内は沸きっぱなし。中でも、ここ数年ブランドの顔として活躍するハイジ・クラムの登場に盛り上がりはピークに。出産したばかりとは思えないボディで、森の妖精のようなグリーンのコルセットにふわふわの羽根を付けた衣装を披露した。



 ショーの最後はスワロフスキーが敷き詰められた舞台にモデルたちが登場、赤い風船が舞う中、観客たちに投げキスを振りまいた。



■デザイナーたちのプライベートなアンダーウェアは?



 『地球上で最もセクシーなショー』を堪能したゲストたちは、実際のアンダーウェアについてコメント。ポーゼンが「僕はいつも一番いい下着をつけているよ」と話すと、「僕は今日はアルマーニのアンダーウェアだよ」とシリアノ。アレキサンダー・ワンは「下着が重要なのはそれをみせるときだけだよ」と口を濁した

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★ファーギー(Fergie、本名:ステイシー・アンファーガソン、Stacy Ann Ferguson、1975年3月27日 - )は、アメリカの歌手、元子役。人気ヒップホップグループのブラック・アイド・ピーズの紅一点として、またおしゃれセレブリティとして注目を集めている。夫は俳優のジョシュ・デュアメル



生い立ち

1975年3月27日、アメリカのカリフォルニア州アシエンダ・ハイツに生まれる。メキシコスコットランドアイルランドアメリカインディアンの系統[1][2]。家族構成は父パットPat)、母テリー(Terri)、妹ダナDana)との4人家族。



パットはファーギーのソロアルバムプリンセス・ファーギー』からの3rdシングルの「グラマラス」 feat.リュダクリスミュージック・ビデオに出演したり、テリーがファーギーに対して電話でインタビューするラジオ番組ドッキリで出演したりしている。また、ファーギー自身は「学校の成績が良くないと両親からサポートしてもらえなかったから、高校時代の私の成績はオールAよ」、「ママは私の歌声は何もしなくても凄く良いと思っていたから、私が歌のレッスンをして歌い方がダメになってしまわないように、ダンスのレッスンだけをさせたの」と両親の事を語っている。



経歴

幼年・子役時代

1983年から1986年にかけて、アニメスヌーピー』のサリーブラウン役を2年、ルーシー役を1年務める。1984年から1989年まで子供番組キッズ・インコーポレイティッド』にレギュラー出演。



ワイルドオーキッド時代 1995年に子供の頃からの友人であるステファニー・ライドルとレニー・サンドストームと共にポップ、R&B系グループワイルド・オーキッドを結成。



1998年頃、ロサンゼルスでブラック・アイド・ピーズのライブを見てファンになる。1999年頃にはワイルド・オーキッドのメンバーと『グレイト・プリテンターズ』というテレビ番組にレギュラー出演を果たしている。



子役として幼い頃から仕事をしていたため、常に自分の気持ちを抑えるようにしていたファーギーはこの頃からエクスタシーをやり始め、その後メタンフェタミン覚醒剤)に手を出し、中毒になってしまう。体重は41kgにまで減少し、友達には拒食症だと嘘をつき、そのことを隠していたという。このため子役時代に稼いだお金をすべて使い果たし、実家に帰っている。



その後、催眠療法セラピーによってかの薬物を克服してままならないときにワイルド・オーキッドのメンバーに自分の今までやっていたことを告白し、3rdアルバムの先行シングルには参加することを約束した上で活動停止状態だったワイルド・オーキッドから正式に脱退する。(しかし、先行シングルリリース後、3rdアルバムは発売中止になってしまい、ファーギーはショックを受ける。)
BEP時代



アップル・デ・アップ(左)、ファーギー(右)(2005年)気持ちを新たにしたファーギーは、無一文となってしまったため仕事を探し、コンサートやクラブでバック・シンガーダンサーの仕事をし始めた。そうした中で、以前から大ファンであったブラック・アイド・ピーズパフォーマンスする会場と仕事先が重なり、パフォーマンスを終えたウィル・アイ・アムに思い切って自分の連絡先を書いたメモを渡したのだという。当時ファーギーはブラック・アイド・ピーズといつか一緒に仕事をしたいと思っていて、自分のソロアルバムを出すという夢があり、それに参加してもらいたいと思っていたという。



こうしてファーギーはブラック・アイド・ピーズと交流し始め、友達になる。3rdアルバム制作中のウィルが“「シャット・アップ」のフィーチャリングアーティストを探しているときに友人から「ステイシーを使えば?」と薦められ、最初はファーギーの歌唱力を疑っていたものの、いざレコーディングを始めるとすぐに曲は完成したらしい。その上、幾つかの曲でもバック・ヴォーカルを努めたことで、「ツアーをするのに女性バック・ヴォーカルも必要になるから一緒に来てくれないか」と誘われ、さらに話が発展して周囲の人々からメンバーとして加わるよう勧められる。



2003年より正式にブラック・アイド・ピーズに加わり、グループ名が"Black Eyed Peas"から"The Black Eyed Peas"になる。ブラック・アイド・ピーズの3rdアルバム『エレファンク』発売。「ホウェア・イズ・ザ・ラヴ?」、「シャット・アップ」、「ヘイ・ママ」、「レッツ・ゲットイット・スターティッド」などのヒット曲が生まれ、一気にブレイクする。





BEP(2006年)撮影:Renato Souza2005年、4thアルバム『モンキー・ビジネス』発売。「ドント・ファンクウィズ・マイ・ハート」や「ドント・ライ」、「マイ・ハンプス」など、ファーギーをフィーチャーした曲が軒並みヒットする。



ソロデビュー

2006年9月、7歳の頃からの夢であった1stソロアルバム『プリンセス・ファーギー』を発売。2007年2月、アメリカファッションブランドキャンディーズの2007年スプリング・キャンペーン・ガールに抜擢され、「グラマラス」がイメージ・ソングとなった。



私生活

1998年頃、人気ポップ・グループイン・シンクのリードヴォーカルを務めていたジャスティン・ティンバーレイクと付き合っていた。当時ファーギーは23歳、ジャスティンは16歳で、二人ともヒップホップが好きで「BEPってクールだよね」とよく話し合っていたという。



2007年12月、俳優のジョシュ・デュアメルと婚約。2009年1月10日、カリフォルニア州マリブにて結婚式を挙げた。