前週末の北米映画興行収入ランキングの中間結果が22日に発表され、「トワイライト」シリーズ第2弾『ニュームーントワイライト・サーガThe Twilight Saga: New Moon)』が初登場1位を獲得した。



 同作品は20日から22日までの3日間で1億4070万ドル(約125億円)を稼いだが、初日だけでは7270万ドル(約65億円)。これは、『ダークナイト(The Dark Knight)』の6720万ドル(約60億円)、『トランスフォーマー(Transformers)』の6200万ドル(約55億円)を抜いて、史上最高記録となった。



 さらに、初日のミッドナイト上映だけでは2630万ドル(約23億円)の興行収入を記録し、これも『ダークナイト』の1840万ドル(約16億円)、『ハリー・ポッターと謎のプリンス(Harry Potter And The Half Blood Prince)』の2220万ドル(約20億円)を抜いて過去最高となった。



 地球滅亡をテーマにした『2012』は3位にランクダウンした。



 週末の北米映画興行収入トップ10(中間結果)は以下の通り。



1位 『ニュームーン/トワイライト・サーガ』:1億4070万ドル(約125億円)

2位 『The Blind Side』:3450万ドル(約31億円)

3位 『2012』:2650万ドル(約24億円)

4位 『Planet 51』:1260万ドル(約11億2000万円)

5位 『Disney'sクリスマス・キャロル(Disney's A Christmas Carol)』:1220万ドル(約10億8000万円)

6位 『Precious』:1100万ドル(約9億8000万円)

7位 『The Men Who Stare at Goats』:270万ドル(約2億4000万円)

8位 『Couples Retreat』:190万ドル(約1億7000万円)

9位 『THE 4TH KIND フォースカインド(The Fourth Kind)』:170万ドル(約1億5000万円)

10位 『Law Abiding Citizen』:160万ドル(約1億4000万円)

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原題:The Twilight Saga: New Moon

監督:クリス・ワイツ

製作:ウィック・ゴッドフレイ、カレン・ローゼンフェルト

原作:ステファニー・メイヤー

脚本:メリッサ・ローゼンバーグ

撮影:ハビエル・アギーレサロベ

美術:デビッド・ブリスビン

編集:ピーターランバート

音楽:アレクサンドル・デスプラ

製作国:2009年アメリカ映画

上映時間:2時間11分

配給アスミック・エース角川映画



バンパイアと人間の禁断の恋を描いたステファニー・メイヤーのベストセラー小説を映画化した「トワイライト/初恋」の続編。主演はクリステン・スチュワートロバート・パティンソン。新たにバンパイア役でダコタ・ファニングが参加し、監督は「ライラの冒険」のクリス・ワイツに交代。ベラの18歳の誕生日パーティで起きた事件をきっかけに、エドワードはベラに別れを告げる。狼族のジェイコブは傷心のベラに寄り添うが、ベラの血を求めるバンワイアの危険が迫っていた。